レイの心理状態が不安…というのはこれまでも述べてきた。
うん、述べてきたんだけど、今回のレイの動きは特に暴走気味だったと思う。
せめてエマの考えた“作戦”に対して、もう少し耳を貸しても良かったんじゃないかな…。
今回は少し、レイの精神面の脆さが露呈してしまう展開となってしまったかもしれないね…!!
【スポンサーリンク】
明日と言わず、今夜逃げよう…!!
ここから先の展開は、まさに“怒涛のような展開”だったと思う。
この感覚に襲われたのは、きっとバトワンだけじゃないんじゃないかな?
以下、エマを誘うレイはいかにも論理的に見えるけど、実は“ノーマンを失った苦しみ”から、逃げ場を探していたのかもしれない…!
約束のネバーランド32話より引用 「明日と言わず、今夜逃げよう」と誘うレイ!
ここから先のレイの行動は暴走気味な方向へと、一目散に傾いていった。
仮に火災に乗じて逃げ出す方向で動いたとしても、ママが建物を放棄してしまったらどうするのか?
いや、そういった展開にならないように、レイには“秘策”があったんだよね…。
この行動は自暴自棄な印象も受けたけど、いくつか存在する手段のうちのひとつ…といった感じなだけに、レイを責め斬るのも難しい。
まぁ、故に、それこそがレイの狙いだとも思うんだけども…。
約束のネバーランド32話より引用 自分にオイルをかけ、焼いてしまおうとするレイ!
いくらなんでも、自分にオイルをかけて着火するなんて、思いついてもなかなか出来るものじゃない。
この決断をしてでもエマを逃がそうとしたレイの覚悟は、きっと尋常じゃないものだと思う!
「ノーマンの出荷を防げなかった」という記憶もまた、彼の判断をこういう行動を取りやすい方向へと傾けたのかもしれないね!
【スポンサーリンク】
「ありがとう、バイバイ。エマ」
「ありがとう、バイバイ。エマ」という言葉を残して、自らに火をかけるレイ。
これによって“フルスコアの1人である自分自身を焼ける=敵の思い通りにさせない”という目的のひとつは果たせるし、レイの狙い通りある種の時間稼ぎだって出来るはずだ。
しかしともあれ、レイならばもう少し出来ることがあったような気がしないでもないけど…。
約束のネバーランド32話より引用 レイのラストの言葉は「ありがとう、バイバイ。エマ」だった!
レイの落としたマッチは、かなりの爆炎を巻き起こした。
まだレイの死体を確認したわけじゃないから、レイの死が確定…ってことじゃないけど、この爆炎の中だったら流石に簡単には助からないだろう…。
「全員を連れて逃げる」という理想論を掲げるエマの方針に沿って行動したノーマンとレイ。
もしエマが他の子供たちを見捨てる事を覚悟できていれば、ノーマンとレイは生きていたのかも…なんて思えてしまう部分もあるところだ!
約束のネバーランド32話より引用 もしエマが他の子供たちを見捨てる事を覚悟できていればどうなっていたのか?
また、エマ当人もまた「他の子供たちを見捨てる事を覚悟が出来なかったから」と思い詰めてしまう可能性もここに来て生じてきたはず。
さすがに“脱獄失敗のバッドエンド”にはならないとは思うけど、エマの心理状態がかなり追い込まれることは間違い無さそうだね!
脱獄決行の寸前にして、最も重要な人物を2人共失ってしまうことになったエマ。
彼女はこれからどのように考え、決意・決断し、どう行動してゆくのか…1話1話の展開から目が離せない!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!