【蒼天航路】曹操の人物像考察、人を求めた乱世の奸雄!

人に興味を示し、人を求め続けた乱世の奸雄、曹操孟徳。

今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

蒼天航路の主人公キャラであり、彼の生涯はかなり壮絶で格好良かった!!

【スポンサーリンク】

曹操の人物像考察、人を求めた乱世の奸雄!

蒼天航路における曹操の外見表現(少年期)は以下のような感じ。

少年の頃から凄まじい覇気を発しており、普通の人とは違う感覚を持っていたことが伝わってくる場面だ。

これは賊に襲われた後に返り討ちにした場面であり、最初のほうから凄まじいインパクトを放っていたと思う!


蒼天航路・文庫版1巻より引用 蒼天航路における曹操の外見表現(少年期)はこんな感じ!

この時は賊を返り討ちにしたばかりかその首をはね、その確固たる信念のブレなさっぷりを示してみせた。

まだまだ子供だった曹操だけど、この頃からその人物像は常人域を遥かに超えていたと言えるだろう!(いかに賊が悪かろうとも、ここまで徹底出来る人間はそうそういない!)

その後も曹操は黄巾の乱、虎牢関の戦いなどを次々に戦い抜き、着実に足場を固めていった。

そして、中原に確固たる存在感を放ったのが以下の「官渡の戦い」の時だよね!


蒼天航路・文庫版8巻より引用 大人になった曹操の外見表現はこんな感じだった!

曹操の戦ってきた戦の中で、官渡の戦いは最も絶体絶命の状態から逆転勝利した戦いだといえるだろう!

中華で最大の影響力を持っていたと考えられる袁紹を打ち倒したこの時の戦い。

特に淳于瓊の守る烏巣を襲撃した時の曹操の戦いっぷりは凄まじ買ったと思う。

後に「美しすぎて戦ではない」とまで評されるのも納得…って感じだね!!

【スポンサーリンク】

曹操の静かなる最後!

曹操の壮絶なる人生は本編の考察の中で触れていけたらと思うので、ここではその最期について触れていこう。

あれほどまでに苛烈に生きてきた覇王・曹操だけど、終盤に近づくにつれて人間味が溢れてきたような気がする。

乱世を通して「人材の重要性」をひしひしと学び取ってきた経験からか、終盤の曹操は“人が好きだ”という雰囲気がひしひしと伝わってきた。

以下のカットは夏侯惇と共に縁側で座り、最後の言葉を交わしたときのもの。


蒼天航路・文庫版18巻より引用 夏侯惇と最後の言葉を交わした曹操。印象的な陽だまり!

まだ少し寒い季節ではあったものの、とても印象的な陽だまりの中、生涯の幕を降ろした曹操。

「あたたかだな、惇」の一言は、多くの蒼天ファンの心を掴んで離さなかったことだろう!(バトワンも一生忘れられないと思う!)

そして曹操の死後。

彼の死によって張り詰めていた緊張感が途絶えたからか、次々に多くの群雄が倒れていったのだそうだ。

死後もなお存在感を放ち続けた曹操…すごすぎる!!


蒼天航路・文庫版18巻より引用 死後もなお存在感を放ち続けた曹操!

しかもこの時の曹操は、当時にしては異例とされる「簡易的な葬儀」を指示していたことでも歴史にインパクトを残したそうだ(蒼天航路を読んで知った)。

「埋葬が終わったらすぐ葬儀はやめろ」とか「金銀宝玉のたぐいは一緒に墓に入れるなよ」とか、生涯を終えたあとも“曹操はやはり曹操”という印象を受ける感じだったね!

この作品を読んで、曹操という人物の見え方が変わった人もいれば、バトワンのように三国志そのものにドハマリした人もいるだろう。

そういった意味で多くのファンにとって蒼天曹操は、これからもずっと特別な存在のひとりであり続けると思う!

【スポンサーリンク】