曹操の息子の中でもかなり異質の才を持つ曹植という人物。
今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
彼は武人・軍人でもなく、軍師・文官でもない人物なんだけど、その才覚で乱世に変革をもたらそうとた人物の一人として描かれた!
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曹植のキャラ&人物像考察、激情の元に詩文を記す才!
蒼天航路にて描かれた曹植の外見表現は以下のような感じ。
作中では激しい詩歌を歌い、人々の心の乱世を終わらせようとした人物として描かれた人物だ!
思えば「蒼天已死」の4文字に煽られるように黄巾の乱はスタートした。
そしてそこから董卓が台頭してきたり、乱世はどんどん深まっていったことになる。
たしかに、文字によって人々の心が動かされたことは紛れもない事実だといえそうだ!
蒼天航路・文庫本9巻より引用 蒼天航路にて描かれた曹植の外見表現はこんな感じ!
しかしともあれこの曹植。
父・曹操とどこか似た部分を持ちながらも、かなり奇抜なファッションをしている人物で、ひときわ異彩を放っていたと思う。
現代でもミュージシャンは絶大な人気を誇るけど、当時の曹植も「詩歌の才」の影響もあって、年頃の女の子たちにモテモテだったみたいだ。
このような描写は他の三国志物語ではなかなかお目にかかる事が出来ないから、バトワンとしてはなかなか斬新な気持ちで読んでいけたかも!
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兄・曹丕の妻、甄氏に恋をして…!
蒼天航路の曹植といえば、兄・曹丕の妻、甄氏に恋をしたことでも知られている。
該当のシーンは以下で、この時はぶっつけ本番で彼女の元に赴き、かなり情熱的な言葉で口説いている!
年齢的な熱さもあると思うんだけど、この時の曹植の恋情は、蒼天航路の内で描かれた他のどのラブストーリーよりも激しかったような気がするかな!
最終的にこの恋は叶わず、刺客のようなお爺さんに差し止められてしまったけど…かなり強く印象に残るエピソードだったと今でも思う!
蒼天航路・文庫本9巻より引用 兄・曹丕の妻、甄氏に恋をした曹植!口説きっぷりが熱い!
おそらくながら、実際の三国志における曹植はこんなタイプの人ではなかったと思う。
蒼天航路はマンガだからかなりオーバーに脚色して描いているところがあるはずだし、彼の人物像を推し量る時は、その事を考慮した上で観察していったほうがいいいだろう。
しかしともあれ、このやや破天荒な情熱家…といった感じの人物像は、どこか曹操の苛烈な感情の起伏を継承しているように見える部分もあったりする。
蒼天ワールドの中でも独特な形で乱世と向き合った人物だと思うし、存在感もひときわ大きかったキャラのひとりなんじゃないかな!
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