【蒼天航路】橋玄(きょうげん)についての考察、曹操を生かした法の番人!

曹操を生かした法の番人、橋玄。

今回は彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていけたらと思うよ!

彼が判断を間違えていたらシナリオはガラっと変わっていたと思うし、彼は蒼天の歴史上の鍵を握る人物だと言えるんじゃないかな!

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橋玄(きょうげん)についての考察、曹操を生かした法の番人!

橋玄の外見表現は以下のような感じ。

彼はかの張譲も一目置くほどの“法の番人”であり、清廉潔白な人物像の持ち主。

張譲の屋敷で起こった乱闘騒ぎについての審判を下すべく、曹操と対話したシーンはとても印象的だった!


蒼天航路・文庫版1巻より引用 橋玄の外見表現はこんな感じだった!

張譲の屋敷で起こった騒ぎによって、曹操は汚名を着せられて処断されそうな状況に追い込まれることに。

ここに張譲によってさらに“追い打ち”のような感じで脅しが入っており、橋玄に対しては事前に「曹操を裁かなければ、身の安全は保証しないからな」みたいな趣旨のことを言われていた。

いや、当時の宦官のやり方を踏まえれば、人質に取られたのは橋玄の命だけではなく、その親族の命も一緒くたに賭けられていたかもしれない。

とにもかくにも、彼は「公平ではない状況」で裁判にあたらざるを得なかったわけだね。

老いてはいるというものの、張譲の影響力の強さが計り知れないことを知らしめられた場面でもある!

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しかし橋玄は脅しに屈さなかった!

しかしながら橋玄は、最終的に張譲の脅しには屈さなかった。

脅されている橋玄の状況であれば、どうしても曹操側にマイナスの判断をしたくならうというもの。

しかし曹操は真正面からそれを受け止めえた上、見事に橋玄を納得させてみせたわけだね!

「真実は天が見ている」といった趣旨の内容で、橋玄を納得させた曹操。

その裏側には「張譲からの脅しが入っているであろうこと」が読みに含まれており、それこそが“張譲側に非があること”の証明になる…と考えていたんじゃないかな?


蒼天航路・文庫版1巻より引用 曹操の言葉に納得し、法の衣を着せる橋玄!

「この裁きにより、我が人生は価値を得た」

その後の橋玄は描かれていないからわからないけど、もしかしたら張譲に始末されてしまったんじゃないだろうか?

上記カットにて曹操に「法の衣」を着せたということは、彼は少なくとも「もう二度とこの場に立てないこと」を考慮していたように思えるかも。

すごい偉大な人のように見えるから橋玄には生き延びていてほしいけど、そういう願望が通らないのもまた乱世。

彼のその後については判断が分かれるところではあるんだけど、正史や演義でも記述が揺れているみたいなので難しいところだ…!

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