【蒼天航路】水晶のキャラ&人物像考察、曹操にとっての好奇心の象徴?

若き日の曹操が愛した胡人の女性、水晶。

今回は彼女についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!

曹操という人物が底知れないから解釈が難しいんだけど、彼女は彼が最も愛した女性の一人だといえそう!

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水晶のキャラ&人物像考察、曹操にとっての好奇心の象徴?

たまたま見かけた水晶を攫うように連れ出した若き日の曹操。

あの時のやりとりは今でもとても印象的で、目を閉じれば鮮明に思い返すことが出来る!

当時から曹操は女たらしな感じだったとは思うけど、彼にとって水晶の存在は明確に特別視されていたに違いない!


蒼天航路・文庫版1巻より引用 連れ出された水晶と共に緩やかな時間を過ごす曹操!

上記は連れ出した水晶と共に緩やかな時間を過ごす曹操。

最初は“攫う”に近い形で連れ出された水晶だけど、上記カットを確認すると曹操にしっかりと心を許していることがわかる。

曹操は女性にモテる風に描かれてるけど、実際には男女問わず「人を魅了する力」に秀でている
…って印象を受けるかな!

そして、そんな曹操を魅了した水晶は、西の果てのことを語る女性だったことも見逃せない!


蒼天航路・文庫版1巻より引用 水晶は西の果てのことを語る女性だった!

上記のカットは水晶が語った内容だけど「アラジンと魔法のランプ」の煙の魔人だよね!

好奇心旺盛な曹操にとって、そういう話は興味が尽きなかったと思うし、水晶のことを好きになった理由のひとつに数えられるんじゃないかな!

このことから、曹操は女性を美しさだけで見ているわけではなく、その内側の知識や思考でも判断していることがわかるね!

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張譲によって非業の死を遂げる…!

しかしそんな水晶だだけれども、 張譲によって非業の死を遂げることに。

幸せな時間は長く続かず、運命は2人を引き裂くことになってしまった。

しかしともあれ、この時のエピソードがあったからこそ曹操は一段と「今の漢帝国じゃダメだ」と考えたような気もするし、これは必要な経験だったようにも思える…!

それにしても張譲め…なんて卑劣な…!!


蒼天航路・文庫版1巻より引用 張譲によって非業の死を遂げる水晶!

曹操は張譲の屋敷に乱入し、水晶を取り戻すべく乱闘した経緯もある。

この点に関しては原作を確認してもらいたいんだけど、曹操が武芸にも通じている一面を垣間見ることが出来る名シーンだ。

この「水晶奪還戦」は結果的に敗北となったけど、バトワンは「頑張れ曹操!」と念じながらページをめくっていたことを思い出す!

で、水晶のことを語るためには以下のカットをスルーすることはどうしても出来ない感じだよね…!!


蒼天航路・文庫版18巻より引用 水晶は曹操にとって好奇心の象徴?

最終話、死んだあとの曹操が見たあの世?のような世界。

ここおで曹操が探しにいこうとしたのもまた水晶だった。

詳細までは説明されなかったので想像で語らないといけない部分が多いんだけど、水晶は曹操にとって「好奇心の象徴」だったんじゃないかなぁ?

彼にとって「知らないことを知りたい!」という欲求は何よりも強いものだったと思うし、それを教えてくれる水晶の存在は、とても特別なものだったと思う。

蒼天航路の曹操は他の女性の多くも愛した人物だけど、水晶はまたちょっと違った意味を持った女性であることが、蒸気のカットからは伝わってくるようだ!

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