【蒼天航路】潼関の戦い考察、人を顧みぬ刃は武にあらず!

あの曹操が徹底的に追い詰められた潼関の戦い。

今回は蒼天航路における潼関の戦いについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

これまで数多く存在した戦いの中でもかなり張り詰めた戦だったと思う!

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潼関の戦い考察、人を顧みぬ刃は武にあらず!

潼関の戦いで最も際立ったのは、やはり馬超の問答無用っぷりだろう!

涼州の武の華、錦馬超の突進力は凄まじく、問答無用で曹操の喉元めがけて食らいついてきた感じだった!

もし護衛についてくれてたのが許褚じゃなかったら、蒼天曹操はここで命を落としていたかも知れない!


蒼天航路・文庫版14巻より引用 潼関の戦いでの蒼天馬超の突進力は凄まじかった!

馬超の暴れっぷりが凄まじいのはどの三国志作品においてもそうなんだけど、蒼天航路の馬超はそれに輪をかけてヤバ勝ったと思う。

絶体絶命のところまで追い込んでから、さらに二歩・三歩と踏み込んでくる馬超の姿は、あの呂布の「暴」を想起させられるレベルだったといえるだろう!

で、潼関の戦いにおける次の見どころは以下!


蒼天航路・文庫版14巻より引用 馬玩と韓遂の言い争いについて!

上記カットは賈詡の「離間の計」によって踊らされてしまった結果ではあるんだけれども、2人の熱いやり取りがロマンを感じさせるところ!

この辺りはいかにも三国志ワールドらしい「男の生き様」が表現されていて好きな場面だった!

上記、堂々とした韓遂(右側)の様子もまた、歴戦の経験を伺わせる!!

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徐晃vs馬超の戦い!

また、潼関の戦い後半では、裸の大将・負けずの徐晃のシブい活躍シーンが!

徐晃は蒼天航路に登場して以降、かなりよく活躍した武将のひとりにかぞえられるだろう。

あの“乱の化身”となった馬超に対してこの落ち着きっぷりが堂々!


蒼天航路・文庫版14巻より引用 裸の大将・負けずの徐晃の活躍シーンがシブかったと思う!

「人を顧みぬ刃は武にあらず」という言葉は曹操の言葉。

この時の曹操は自分の言葉に耳を貸さなかった馬超に対し相当怒っていたわけだけど、徐晃によってその意思が伝達された…といった感じだろうか?

曹操の言葉に一切耳を貸さなかった人物は、馬超を除けばこれまで呂布くらいのものだ!

で、ラストは馬超が「錦馬超」と讃えられたシーンに触れて締めくくりたい!


蒼天航路・文庫版14巻より引用 馬玩によって錦馬超と讃えられた馬超!

馬玩によって錦馬超と讃えられた馬超。

天下を治める側である曹操にとっての見え方と、乱を起こす側にいる立場の馬玩とでは、馬超に対する見え方が違う。

上記、一連のカットはなんとなく、そういうギャップが示された場面でもあるように思えるかな!

この戦いに破れたあと劉備の元に生き場を求めた錦馬超。

さっきも潼関の戦いのところを読み返したんだけど、蒼天航路におけるこの戦いは作中屈指の「手に汗握る戦」だった感じだ。

蒼天航路をまだ読んだことなない人でもきっと(三国無双とかで英傑たちの人物像を知っているなら)ここだけ読んでも楽しめるレベルに仕上がっていると思うよ!

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