【蒼天航路】荀彧の人物像考察、曹操の近くにあった友のような軍師!

物語の序盤から登場し、曹操を支え続けた軍師・荀彧。

今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

彼は苛烈・峻烈で有名な曹操軍にあって、遊ぶように戦う名軍師だったといえるんじゃないかな!

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荀彧の人物像考察、曹操の近くにあった友のような軍師!

蒼天航路における荀彧の外見表現は以下のような感じ。

バトワン的にはこの時の曹操と荀彧のやりとりが本当に好きで好きでたまらない!

友達と雪合戦をする時は、曹操のやった雪玉の投げ方を、必ずと行っていいほど真似して遊んでたりするかも!


蒼天航路・文庫版13巻より引用 蒼天航路における荀彧の外見表現はこんな感じだった!

策に策を重ねて、それらを全て忘れたうえで、自然体にて策を生み出す。

誰よりもナチュラルな荀彧という人物からは、曹操を恐れずにして軍略をひねり出す柔軟性があったと思う!

また、きっとそういうところが曹操も好きだったんじゃないかな?

以下のカットとかは、炙った豚を荀彧に食わせたくて仕方ない曹操の人間らしさが伝わってくる!


蒼天航路・文庫版14巻より引用 焼いた豚を荀彧に食わせたくて仕方ない曹操!

なんだかんだ意見が衝突することもあれ、人間として曹操は荀彧がきっと好きなんだと思う。

でないとこのように、自分の作った食べ物を嬉しそうに食べさせようとはしないはず。

儒と政治の問題でもつれる部分があったとして、2人の関係は古くからの仲間であり、このことだけは決して揺るがない…って感じがした!

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荀彧の悲しい死!

しかしながら荀彧の死はとても物悲しいものとなった。

唯才是挙(たださいのみ、これあげよ)で有名な求賢令の布告と儒教の思想を巡ってすれ違った曹操と荀彧。

曹操と荀彧の関係は紛れもない絆で繋がれていたと思うんだけど、この政策の強行が荀彧の判断を曇らせてしまったようだね…。

曹操の送った白紙の意味を取り違えた荀彧は、その流れのまま命を落としてしまうことになった…!


蒼天航路・文庫版15巻より引用 荀彧の悲しい死!すれ違いは解けたものの、命は終わりを迎えた

白紙を丸めて雪玉に見立てた贈り物を見て勘違いをし、薬を過剰摂取してしまった荀彧。

本来の明るい荀彧であればもっと違う解釈をしていたんだと思うけど、それだけ求賢令の布告に思い悩んでいた…ということなんだろう。

最終的には「なぁんだ」と、その雪玉の意味に気づけたものの、薬を過剰摂取してしまった事実は揺るがず、そのまま命を落としてしまった。

荀彧はとても好きなキャラだっただけにこの最後はとても悲しかったけれども、それもまたひとつのリアリティとして蒼天航路の世界観に深みをもたらしたと今でも思う!

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