董卓にすらその才を認めさせた書家、蔡邕(さいよう)。
今回は彼&前後のエピソードについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
彼は後に活躍する女性、蔡琰(サイエン)の父でもあるんだけど、今回は董卓との絡みをメインに考えていきたい!
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蔡邕(さいよう)の人物像考察、董卓を記した檄文の書家!
蒼天航路にて蔡邕が董卓を記している時の様子は以下のような感じだった。
彼の様子は一見普通のようにも見えるけど、記しているのがこと“董卓のこと”であることを前提にすると、その胆力は曹騰なものであることがわかる。
少なくとも蒼天航路における董卓はこの時点で「気に入らない者は処断する」といった暴虐の人物だった。
そんな相手に対して檄文を記す勇気というのは相当なものだ!
蒼天航路・文庫版3巻より引用 董卓を記している時の蔡邕(さいよう)はこんな感じだった!
言葉というものは、その者が置かれた立ち場によおって形を変えるものだと思う。
にも関わらず、蔡邕は上記のカットで「董卓は天子・皇族を蹂躙している」と評価している感じ。
この状況で“蹂躙(じゅうりん)”というフレーズを使って董卓を評価する事が出来る人物は、相当に信念を持った人物であるにほかならないだろう。
調べてみると蔡邕は儒家だったようなんだけど、それも彼が自身を君子たらしめようとした結果の行動なのかもしれない…!
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董卓に問うた内容の答え!
ここからは董卓のほうに絡めて考えていこう。
以下、蔡邕の諫言に反応を示した董卓の様子。
いかにも帝王然とした雰囲気で、蔡邕に対してある種の奇妙な納得のようなものをさせていることがわかる!
彼の言わんとしていることは難しく、やや読解するのが困難なんだけども、彼が「ただひとりの董卓」として世界に新しい基準をもたらそうとしていることだけは伝わってくる!
蒼天航路・文庫版3巻より引用 蔡邕の言葉に反応を示す董卓!威風がすごい!
また、この反応を見た直後の蔡邕のリアクションもなかなか見どころがあったと思う。
董卓の堂々とした振る舞いもさることながら、彼は蔡邕をある種の魅了状態に持ち込んでいた。
これまで完全に反董卓の姿勢を保っていた蔡邕の表情が明るくなり、一種の好奇心に満たされた顔色になったのは、董卓は“特種な人気”を示しているのかもしれないね!
単なる暴君・無法者ではなく、人を見抜く才にも長けていた董卓という破格の人物。
曹操・劉備・孫堅・袁紹・張角・呂布…と、多くの天下人候補が生まれた三国志の物語だけど、董卓の輝きは禍々しくも完全な異彩を放っていると思う!!
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