【蒼天航路】袁紹の強さと人物像考察、自らの血の中に天子を求めた男!

今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

蒼天航路における郭嘉の外見表現は以下のような感じ。

曹操をして「禍々しい福々しさ」と表現されてたりもして、袁紹も袁紹でかなりインパクトが凄かった!

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袁紹の強さと人物像考察、自らの血の中に天子を求めた男!

蒼天航路における袁紹の外見表現は以下のような感じ。

たまたま獲れたクジラの子を敵である曹操に「食わせてやりたくなった」と思いを馳せているシーンだ。

反董卓連合で共に戦っていたあの時と比較して、確かに別人のような“奇妙なな威風”を身にまとっているといえるだろう!


蒼天航路・文庫本8巻より引用 蒼天航路における袁紹の外見表現はこんな感じだった!

若き日の蒼天袁紹からは想像もつかないようなこの雰囲気。

いや、あの特融の尊大さが絶頂に達すれば、このようなオーラを纏うのも必然かな?

しかしともあれ、この袁紹は確かに、これまでの袁紹の中で「最も見事な袁紹」って感じがするかもしれないね!

作中では曹操の圧倒的な戦っぷりによって勝利が確定したけど、袁紹もある意味ではひとりの「天下人」だといえそうな気がするかも!

劉備のような徳もなく、曹操のような才気もないけど、圧倒的に“平均的”といった点では、それもひとつのストロングポイントになるのかもしれない!

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敗北確定後に完成された感じがする!

ちなみに蒼天航路の袁紹は、読者としては「官渡の戦いの敗北後」に最も輝いて完成されたように思えるかも。

そのシーンがまさに以下で、悟りの境地に達しているようにも見える感じだ!

以下のような感想を抱くのであれば、それまでは王道、勝利、戦…といった要素がまだ脳裏に残っていたはず。

それが消え失せた後の境地だからか、表情もかなり晴れやかだ!


蒼天航路・文庫本8巻より引用 袁紹は天子になれたのかもしれない!

現実的には曹操が勝利して袁紹を倒した…といったシナリオ運び。

しかしながら上記のカット以降の袁紹を見ると、彼には彼なりに「乱世の答え」を見出しているように思えるかも。

それはおそらくとても偉大なことで、やはり凡人には辿りつけない場所なんだと思う。

残念ながら歴史は袁紹よりも曹操を選んだけれども、彼の中では目標とした「天子の境地」へと到達出来たのかもしれないね!

万人が彼を天子と認める世は訪れなかったけれども、袁紹は袁紹らしく乱世を生き抜き、思い描いた理想像へと到達出来た数少ない人物の一人なのかもしれない!

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