【蒼天航路】貂蝉(ちょうせん)の人物像考察、傾国の美女にして閃光の切っ先!

呂布と董卓の両者から寵愛を受けた傾国の美女、貂蝉。

今回は彼女&前後のエピソードについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

作中においてかなりのビフォーアフターを遂げた人物としてインパクトがすごかった!

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貂蝉(ちょうせん)の人物像考察、傾国の美女にして閃光の切っ先!

貂蝉の外見として代表的なのは以下。

まぶたに刃を当てて、自分で切って二重まぶたを作ったのがとても印象的だった。

女性が乱世でコトを為そうとするならば美しさが必要…。

これはほとんどの読者にそう思わせる、覚悟の行動だったと思う!めちゃ痛そう…。


蒼天航路・文庫版3巻より引用 まぶたの血を抜いた感じかな?貂蝉の美しき姿!

上記が傾国の美女として存在感を発揮した貂蝉の様子だけど、まぶたを切開する前は以下のような感じだったっぽい。

鋭く釣り上がった目はまるで別人…って感じだよね。

外見で人を判断してはならない…ってよくいうけど、やはり外見は相手に最初に与える印象としてとても大きな要素のひとつだと思う。


蒼天航路・文庫版3巻より引用 まぶたを切り開く前の貂蝉!

単なる美女として描かれたのではなく、この劇的ビフォーアフターが貂蝉の存在感を一段と際立たせたことはいうまでもないだろう。

他にも弁玲瓏や鄒氏など美しい女性が多い蒼天航路の世界観の中で、このような形で異彩を放った女性は、後にも先にも貂蝉一人だったはずだ。

とにもかくにもバトワンが読んできた漫画の中で、上記のような表現がされたのは初めてのことで、心臓にドーンと直接衝撃を与えられたかのようなインパクトを感じたことを、ここに打ち明けておきたい!

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呂布さえも翻弄した美貌!

そんな絶世の美しさを誇る貂蝉だけど、その美貌は他の三国志作品と同様に呂布をも魅了した。

蒼天航路の描写でスゴいのは、董卓と呂布の人格が特に他作品と差別化されて描かれているようだ。

暴虐の王・董卓は聡明さを兼ね備えた帝王として描かれ、凛々しい雰囲気で描かれることの多い呂布はむしろ動物的・野性的に描かれている。

これによって、以下の略奪愛も雰囲気が全く変わってくるのが面白い!


蒼天航路・文庫版4巻より引用 貂蝉の美貌は呂布さえも魅了した!

作品によっては、呂布と貂蝉のラブストーリーチックに描かれることもあるこの流れ。

いや、蒼天の呂布と貂蝉も相思相愛に近い感じになってはいるんだけども、呂布の振る舞いが非常に動物的っぽいせいか、どこか不思議な印象を感じさせるのが面白いところだ。

純愛のように見えもするし、純愛からはかけ離れているようも見える奇妙な関係。

蒼天航路の呂布と貂蝉の間には、そんな奇妙な雰囲気がつきまとっているように感じるかも!

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