死をも操る驚異の軍師、賈詡。
今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
彼は張繡の軍師として始まってるんだけど、曹操軍に組み込まれて以降、それはそれで新たなる魅力を発揮し始めたキャラでもある!
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賈詡の人物像考察、死をも操る驚異の軍師!
蒼天航路における賈詡の外見は以下のような感じ。
これは数ある賈詡の中でも最も渾身の格好良さを放っていた場面だと思う!
実は他にも可愛いシーン(うぬぼれシーンとか)も結構あるんだけど、今回はこの見せ場に触れていこう!
蒼天航路・文庫版12巻より引用 蒼天航路における賈詡の外見表現はこんな感じだった!
上記のカットは赤壁の戦いの最中、周瑜をターゲットに策を放つ核の様子。
厳密には周瑜とは記されてないんだけど、孫呉の「王佐の才」といえば、彼を置いて他にないだろう!
具体的には「曹操の死(実際には生きてる)」を持ってして、敵陣に心理的な隙を生み出していこう…みたいな感じの狙いだったんじゃないかな?
それにいしてもこの時の賈詡の描写は本当に蒼天航路ならでは!
額に蛾がとまり、その翼が四方に千切れる表現など、普通、常人ではなかなか閃けないものだと思う!
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君主の死をも策にする軍師っぷり!
前半でも軽く触れたけど、賈詡に関していえば、君主の死をも策にする軍師っぷりに強いインパクトを受けた!
以下のカットがまさにそれで、かなり強烈なインパクトを残していると思う!
この時の賈詡もまた曹操と共に長江に飲まれており、体力的にはかなり消耗していたはず。
それでも自然と頭は考え、策から策へと思いを巡らせてしまうのが、曹操軍の軍師というものなのかもしれないね!
敵からしたら、賈詡もまた非常に恐ろしい人材の一人だと言えるだろう!
蒼天航路・文庫版12巻より引用 君主の死をも策にする軍師っぷり!
ちなみに賈詡は、かなり序盤の「宛城の戦い」にて曹操を追い詰めた人物のひとりでもある。(その時の主君は張繡)
これまでも曹操は多くの死地を経験してきたけど、あそこまで曹操を追い詰めた人物は、全体を通しても結構少ないんじゃないかな?
そして、一度は敵として曹操を追い詰めた賈詡が、今度は策として「曹操の死」を扱い、その生命を繋ぎとめようとする…。
ここには何となく、運命の糸がもたらす奇妙な因果を感じてしまう部分があるかもしれないね!
これらの点を総合して、賈詡は曹操軍の中でもとびぬけて異端な軍師のひとりに数えられるような気がするかな!
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