中国後漢末期の文官であり建安七子の1人、陳琳。
今回は蒼天航路の彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!
彼は官渡の戦い前後の袁紹陣営にて、曹操を誹謗中傷する檄文を記した人物だ!
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陳琳(ちんりん)の人物像考察、中国後漢末期の文官であり建安七子の1人!
蒼天航路における陳琳の外見表現は以下のような感じ。
見るからにボサボサの頭をしており、その風貌はとても独特。
しかし文人・詩人としてはかなりの才覚をもっていた人物のようだ!
蒼天航路・文庫版7巻より引用 蒼天航路における陳琳の外見はこんな感じだった。
この陳琳にまつわるエピソードは、曹操の気宇壮大なスケール感を引き立てるのに大きな役割を果たしていたと思う。
「宣戦布告を宣戦誣告(せんせんぶこく)と変じまして、曹操を負かしましょう」
上記カットの陳琳の発想と行動は、どことなく後の曹植が「詩歌で乱を終わらせようとしたこと」に通じる側面も感じるところだ!
そういった意味では、陳琳はかなり時代を先取りした才覚の持ち主だったとも思うし、後の詩人に与えた影響も非常に強かったように思えるかも!
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曹操から絶賛された陳琳の文章!
ちなみに陳琳の文章は、曹操にかなり絶賛されていたのが印象的だった。
曹操からしてみれば自分の人生を貶める文章なので、怒りを顕(あらわ)にせずにはいられない。
しかし、そんな人間的感情に理性で打ち勝ち、誹謗中傷された事実よりも、陳琳の才覚を重視した。
そこに曹操の曹操たるゆえんのようなものを感じてしまうのはバトワンだけだろうか!
蒼天航路・文庫版7巻より引用 陳琳の文章は曹操から絶賛された!
蒼天航路の曹操に関しては、袁紹をどこか見下しているフシがある。
いや、見下しているというよりは「つまらない人間」だと見ている…って感じかな?
しかしそれでも袁家の声望の大きさについては正確に判断しており、その強さは評価していた感じ。
そう考えると、もしかしたら蒼天曹操は「あえて袁家の声望にまかせて才人が集まるのを待ち、その後袁紹を討つことでその人材をも丸呑みする」と考えていたのかもしれないね!
曹操の名声では見向きもしないのに、袁紹の名声ならば集まる…みたいな人材が、きっと確実に存在する。
今思うと、蒼天航路の曹操はそういう計算をした上で、ある程度意識的に袁紹を「肥えさせた」ような気がしてきたかも!
陳琳のような人物が周り巡って曹操の元に辿り着いたのも、もしかしたらそういった権謀術数があってのことなのかもしれないね!
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