乱にロマンを抱いた反骨の将、韓遂。
今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!
韓遂は最後まで乱の夢を描き続けた人物でありながら、豪放で魅力的なキャラクターとして描かれていたと思う!!
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韓遂(かんすい)の人物像考察、乱にロマンを抱いた反骨の将!
蒼天航路における韓遂の外見表現は以下のような感じ。
わりと凛とした感じのお爺ちゃん…みたいな雰囲気なんだけど、性格的には明朗かつ豪放。
後漢王朝に反旗を翻した人物のひとりで、蒼天航路の終盤でも存在感を発揮した人物だったと思う!
ちなみに彼は馬超の父である場騰と義兄弟の関係にあるのだそうだ!
蒼天航路・文庫版14巻より引用 蒼天航路における韓遂の外見表現はこんな感じだった!
蒼天航路も三国志をベースにした物語だから当然といえば当然なんだけど、韓遂周りでは「離間の計」にまつわるエピソードが描かれることになる。
この辺りのシナリオは珍しく曹操が賈詡にほぼ全作戦を委任する…という、レアな一幕が確認できる点で、少し異質な感じがするかも知れないね!
曹操との馬上会談(後述)もなかなかに雰囲気がある感じで描かれており、とても興味深く読むことが出来たと思う!
これは古くからつながる、両者の腐れ縁のようなものも感じるエピソードだった!
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曹操と韓遂の腐れ縁!
馬上会談の中では、曹操と韓遂の腐れ縁が描かれることになった。
洛陽北部尉だった頃の曹操の元を韓遂が訪れ、打擲台を壊したこと。
その際に曹操が韓遂を部下にしようとしたことや、妾をひとり奪ってしまったことなど…。
2人とも年齢を重ねているからサラっとしている感じはするけど「いかにも思い出バナシ」って雰囲気が出てて良かったと思う!
蒼天航路・文庫版14巻より引用 曹操と韓遂の腐れ縁が描かれた!こういうの好き!
振り返って思えば、この時点ではもう黄巾の乱からかなりの年月が流れている。
あの時の群雄の多くはすでに死んでおり、このように曹操と会話できる人物も少ないんだよね。
何人もの群雄が覇を競い合い、その争いに脱落して命を落としていった。
いや、確かに曹操は「古い友だちと過去を懐かしみ、思い出話がしたい…!」みたいな生を歩んではいないと思う。
しかしだからこそ、歩んでいる生の中で偶然に訪れる「こういった場面」には、一段と価値があるといえるんじゃないだろうか?
長きにわたる乱世を違う場所で生き、それぞれがそれぞれに精一杯の冒険をしてきたはず。
この時の曹操は賈詡に作戦を任せたけれども、もしかしたら自ら「敵軍を壊滅に追い込む策」をひねり出すのに、めずらしく気が引けたのかも知れないね!
この辺りは詳しく語られてないからよくわからないけど、なんとなくそんな気がしてきたかも!
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