【鋼の錬金術師】ヴァン・ホーエンハイムの強さ&お父様との関係性、人の形をした賢者の石!

ヴァン・ホーエンハイムはエド&アル兄弟の父親とされているが、ホムンクルスたちを操る黒幕“お父様”と瓜二つだ。

ホーエンハイム自身と“お父様”の関係性なども、多くの謎を残して読者を良い意味で翻弄した。

今回はそんなヴァン・ホーエンハイムとお父様について考察していこう!

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ヴァン・ホーエンハイムの強さ&お父様との関係性、人の形をした賢者の石!

まずは、エドとアルの父親としてのホーエンハイムから触れてみたい。

彼は青年期に奴隷として扱われており“奴隷23号”と呼ばれていた過去を持つ。

ホムンクルスたちを操る黒幕“お父様”は、この時に彼の血液を使って生み出された存在であることが後になって判明した。

ホーエンハイム
鋼の錬金術師キャラクターガイドより引用 ロイ・マスタングの外見表現はこんな感じだった!

ホーエンハイムは“お父様”不死の肉体を与えられてしまったことが影響し、ちゃんと“老いて死ねる肉体””についての研究を開始。

しかしその過程で“お父様”の企みに気付き、それにケリを付けるために家を出て旅立つことになった。

父親としてのホーエンハイムは妻にも子供にも甘々の親バカ系の“良いお父さん”といった感じ。

“お父様”との因縁がなければ、ずっと仲の良い家族でいられたに違いない。

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賢者の石との関係

ホーエンハイムの中には“53万6329人分のクセルクセスの人々の魂”が、賢者の石として入っていると言われている。

“お父様”が賢者の石を単なるエネルギー源として捉えていた。

しかし、ホーエンハイムは一つ一つの魂を対等な存在と考えていたことに、2人の考えかたにおける明確な違いがあるみたいだ。

そしてホーエンハイムは、その長い人生の時間を使って自らの中にある53万6329人の魂全てと対話を完了させることに成功しており、賢者の石の中の人々を味方につけることに成功している。

このことを考えると、ホーエンハイムは生きた“賢者の石”でありながら、人の形をした“国”でもあるような印象を受けてしまうかもしれない!

ホーエンハイムの最後

“フラスコの中の小人”との最終決戦では、エドを守るべく奮戦し、最後には父親として認められた。

エドが錬金術の力を全てなげうってアルの肉体を取り返したのを確認したあと、妻トリシャの墓前にて、無事その生涯の幕を降ろすことに成功している。

普通は“死なない体”を求めようとするんだろうけど、ホーエンハイムは逆だったんだね。

この辺りに人間の心の不思議もうまく描き出されているような気がするし、また“今ある命がすでに宝物であること”とかも表現されているような気がしてならない!

何はともあれ、無事にハッピーエンドになってくれて本当に良かった!

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