【鬼滅の刃】手鬼(ておに)の強さと悲しみ考察、江戸時代のころに鱗滝に捕まった鬼!

江戸時代のころに鱗滝に捕まった手鬼と呼ばれる異形。

今回はこの鬼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

何はともあれめっちゃ悲しい、なんか救いどころがない感じがヤバい!!

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手鬼(ておに)の強さと悲しみ考察、江戸時代のころに鱗滝に捕まった鬼!

手鬼(ておに)の外見は以下のような感じ。

いったい何がどうなってるんだ…って感じの雰囲気はあるものの、良い感じで禍々しさが表現されていると思う。

なんでもこの鬼は、江戸時代のころに鱗滝に捕まった大型の異形の鬼なんだそうだ!


鬼滅の刃1巻より引用 手鬼(ておに)の外見はこんな感じ。

見れば見るほど禍々しい手鬼の風貌。

これまで色々なバトル漫画を読んできたけど、これほどまでに人間の“普通の感覚”の裏を取った存在はあまり見たことが無いかも!

全身に絡みついた腕もまがまがしいし、爪に色が添えられているのもまた、そのグロテスクさに拍車をかけているといえるんじゃないかな!

最終選抜にてコイツが登場したことによって、鬼滅ワールドの方針がうっすら見え始めたと言ってもいいと思う!

最終的には“壱ノ型・水面斬り”で首を刎ねられて敗北してしまったものの、多くの犠牲者を出したという点では、かなりの強者にカウントできるかもしれない!!

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手鬼の悲しさについて触れておく!

これはずっと指摘していることなんだけど、現代漫画は“感情描写がキモ”な側面があると思う。

一昔前のドラゴンボールや、伝説レベルの作品となってるアンパンマンのように“爽やか主人公が悪をぶっ飛ばしてスカっと勝利!”みたいな物語は、あんまり評価されにくいような印象を受けているんだ。

そういう“勧善懲悪の世界観”も良いんだけど、情報過多な現代社会ではむしろ“善悪を問う物語”のほうが評価されやすい傾向にあるっぽい。

で、鬼滅は“鬼に対する同情”を促すことによって、そういう表現を取り入れているフシを感じるところ!


鬼滅の刃2巻より引用 鬼は鬼で悪いんだけど、それとは別に悲しい存在でもある!

これまで鬼滅を読んできた感じ、やっぱ軒並み“鬼=悪い”って感じに描かれている印象。

珠世とか禰豆子のような例外を除けば、大抵のケースは勧善懲悪で成り立つ傾向にあると思う。

しかしながら、死の間際に“鬼が何を考えているか”とか“鬼の願っていたこと”とかを表現することで、死にゆく鬼に憐れみを抱けるようになっているのが面白い部分だよね!

鬼が悪であることは事実であれ、鬼を倒して「スカっと爽快、ざまぁ見ろ!」とはならない世界観。

それこそきっと、鬼滅ワールドの面白みのひとつだといえるんじゃないかな!

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