【ワンピース】ルフィに大物の風格が出てきた件について、軌跡を辿ってみる!

元々2年前から大物の雰囲気はあったルフィですが、新世界に入ってから一層その迫力が増していると感じます。

以前は「大物の風格を持つ、若き海賊」だったルフィですが、今は「実際に大物」という感じですよね。

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ワンピース62巻より引用 ルフィに大物の風格が出てきたと感じた一幕

この一幕は魚人島に向かう途中、あばれるクラーケンを制止するときのルフィです。

上記カットから見ても分かる通り、完全に悪役っぽい雰囲気というか、海賊らしい顔つきだと感じますよね。

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ルフィに大物の風格が出てきた件について、軌跡を辿ってみる!

ルフィは元々ゴア王国で育った子供でした。

エースとサボの後ろにひっついて回るような、人懐こくて素直な弟といった感じでしたね。

しかし10年の修行期間を終えて海に出るときにはたくましく成長していました。

前半の物語はこの時点でのルフィのイメージが主体で描かれていたと思います。

ルフィを大きく変えたもの

やはりルフィを大きく変えたものは「数々の敗北」なんじゃないかな、と思うんですよね。

アラバスタでも何度も負けていますし、シャボンディではバーソロミュー・くまに手も足も出なかった。

インペルダウンではマゼランに敗北し、頂上戦争では自分の弱さを思い知った。

この「弱さ」こそがルフィの「強さ」に変化していった大きな要因ですね。

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ワンピース53巻より引用 ルフィの敗北。こういった弱さが彼を強くしたのは間違いない

思えば、ルフィが弱音を吐いたのって、あんまり見たことがありませんよね。

素直でまっすぐ、前を見て愚直に頑張る姿が彼の成長力を引き上げている感じがします。

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王者の風格

ルフィは明るい性格をしているため、日頃の航海ではかなりふざけていたり、明るい笑顔を振りまいたりしています。

これによって「ルフィ=可愛い」みたいな印象を持っている方も多いと思いますが、ルフィはもはや伝説の海賊の仲間入りをしていますね。

そりゃこれだけの死地をくぐり抜けてきたらそうなりますかね。

ルフィのくぐり抜けてきた死地

ルフィのくぐり抜けてきた死地の中で特にヤバいのは以下のような感じではないでしょうか。

ざっくりとまとめてみますね。

  • アラバスタでのクロコダイル戦
  • エニエスロビーでの決戦
  • インペルダウンでのマゼランとの戦闘
  • 頂上戦争

特に頂上戦争では、最悪の世代で唯一の参加者と呼べるのではないでしょうか。

これだけで頭一つ突き抜けている感じがしますよね。

ひとつ上の世代…黒ひげやシャンクス、バギーの世代に殴りこみをかけてる事ができた「最悪の世代」はこの時点ではルフィくらいだと思います。

頂上戦争後にはドフラミンゴ討伐のためにトラファルガー・ローが動きましたが、次に動く最悪の世代は、おそらくキッドなんでしょうね。

ルーキーと呼ばれた「最悪の世代」の海賊たちが、続々と大物になっていく姿は非常にワクワクさせられるものだと思います。

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