【ワンピース】「イテ」あの時の面影が今もサンジの中に残っていること。

あぁ、そうなんだ。

少年の頃、愛されたいと願いながら飛び出した故郷。

親の愛情を知らないまま育った幼少期と、ゼフからそれを与えられた少年時代。

あの時と比べてだいぶ時間は流れたけど、根本的な面影は重なるんだね、やっぱり。

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「イテ」あの時の面影が今もサンジの中に残っていること。

幼少期にイチジ・ニジ・ヨンジにボコられて手当を受けるサンジ。

あの時からレイジュは“中立”であり、サンジにも優しく接してくれた。

本人は「味方ではない」的なことを言っていたけど、そこに同情の念があったことは間違いないだろう。

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ワンピース840話より引用 幼少期、手当を受けるサンジ!

上記カットでは幼少サンジがレイジュに手当を受けているシーン。

このカットに関しては、後の842話でそっくりの場面が出てくるんだけど、これはある意味“人は簡単には変わらない”ということを表していると思う!

ジェルマから飛び出して、ゼフの元で“男としての流儀”を学んだ。

夢のひとつである“コック”にもなれた。

それでも変えられない部分っていうのは、もっと深いところにあるんだよね、きっと。

これはワンピース世界だけではなく、リアル世界でも同じなんじゃないだろうか?

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人は簡単には変われない。でも、だからこそ人間だ!

人間の根っこは、簡単には変わらない。

幼少サンジを「可哀想だな」と思うレイジュの感性だって今も変わらないと思うし、サンジの人格だって、幼少期のそれとまだまだ面影が重なる部分がいっぱいあると思う!

例えば以下のカットだってそうだ。

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ワンピース842話より引用 手当を受けるサンジ

バトワンも幼少期、親に虐待を受けていたから、目の前で人が突然手を振り上げたり、近くで大きい音がいきなり聞こえるとかなりビックリしてしまう。

「かっこ悪いから嫌だなぁ」とか思うけど、この癖は未だに抜けない。

上記のカットでのサンジもまた、幼少時の「イテ」というセリフをそのまま使用しているんだ。

人間として大きく成長したサンジだけど、根幹の部分は簡単には変わらない。

でも、だからこそ人間でもあるんだよね。

もしかしたらこういった人間の“特異性”こそが、今後の縁談問題に大きく影響してくるかもしれないな〜、なんてボンヤリ思ってたりもする!

どこまでも人間らしいサンジと、人間の感覚から大きくかけ離れたイチジ・ニジ・ヨンジ。

彼らの戦闘能力の格差とか戦闘スタイルの違いにも注目していきたいけど、それとは別に“人としての違い”にも焦点を当てて読んでいくと、もっとワンピースは面白くなってくるのかもしれないね!

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