821話で“忍者海賊ミンク侍同盟”に訪れた怪奇現象。
前回はルフィとモモの助の耳に、ゾウの声が爆音で聞こえてきた…。
そして、モモの助の“命令”によって、象主がジャックの船を一撃のもと海に沈めた…という流れになったんだよね。
今回は少しこれについて振り返りながら考えてみたいと思うんだ。
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鳴り響く3つの声の正体
まずはこれまで登場した3つの声を聞いてみよう。
パターン化することが出来ないのが難しいところなんだけど、ある角度では見えてくるものもある気がするんだ。
ゾウの声
まず、最新話で公開されたゾウの声が以下。
ワンピース821話より引用 ゾウはこんな感じで声を出していたみたいだ!
この声が聞こえたのはルフィとモモの助だけで、チョッパーにはゾウの声は聞こえてないっぽい。
動物とは喋れるのに、ゾウの声は聞こえてなかったんだね。
象主の声が聞こえていたのは、ルフィとモモの助の2人というところを強調しておきたいかもしれない。
海王類の声
他に“声”らしきものが登場したのは、最近だと魚人島の海王類。
ワンピース66巻より引用 海王類の声を聞くしらほしを思い出すね!
海王類を従えることが出来るから、しらほしは“古代兵器ポセイドン”なんだね。
そしてロビンの指摘によると、ジョイボーイと同じ時代に生きた人魚姫もまた“古代兵器ポセイドン”と呼ばれていたことが判明してる。
ワンピース66巻より引用 ジョイボーイと同じ時代に生きた人魚姫は“古代兵器ポセイドン”と呼ばれていた
これでジョイボーイの時代の人魚姫=古代兵器ポセイドンであったことが確定してる。
ここまでを踏まえると、
と結論を急ぎたくなるんだけど、とりあえず可能性のまま置いておきたいと思います。
なんというか、これだと単純すぎるような気もするんだよね。
海王類の声を聞けたのはルフィとしらほしの2人ということを強調しておきます。
メリー号の声
そして、3つめの声がこれ。
少し懐かしいような気がするよね。
ワンピース44巻より引用 これはメリーの声なのかどうなのか?
この時の描写を確認すると、ルフィとチョッパーが“メリーの声”に反応してる。
他のメンバーにも届いてたかもしれないけど、他のメンバーは無言で立っていただけなので、詳しくは不明な状態なんだよね。
ここでは「チョッパーにもメリーの声が届いてる」ってところがポイントかもしれない。
上記海王類のところで“単純すぎる気がする”と言ったのは、これがあるから。
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3つの声が登場しているわけなんだけど
こうやって振り返ってみると、3種類の声が登場しているんだよね。
メリー号の時だけは例外で、クラバウターマンだか何だかの力が働いて、声が聞こえた。
象主と海王類は古代兵器絡みだから、その影響で声が聞こえた。
本当にこんな感じの解釈で良いんだろうか?
表にしてみると、以下のようになるっぽい。
象主の声 | 海王類の声 | メリー号 | |
---|---|---|---|
ルフィ | ◯ | ◯ | ◯ |
モモの助 | ◯ | – | – |
しらほし | – | ◯ | – |
チョッパー | – | – | ◯ |
うん、ルフィは今のところ全ての声を聞いているような感じだ。
これは“万物の声を聞けた”ロジャーと共通している部分なんだろうね、きっと。
対して他の面々は“自分に縁のあるもの”の声を聞いているようにも見える。
象主とモモの助の間に、昔何かあったのかな?
ジョイボーイの時代の“人魚姫”の再来がしらほしならば、ジョイボーイの時代の“石工”の再来がモモの助なんだろうか。
このあたりはまだまだ情報不足過ぎてなんとも言えないけど、薄いモヤのようにそれぞれの共通点が浮かんでは消えているところが面白いよね。
ゾウが声を発し始めたのとほぼ同じタイミング。
そして「ゾウの目で見たものがモモの助の頭に流れ込んで来ている(同期している?)」…という感じだったよね。
モモの助の発言を見る限り「強そうな船が五隻、九時の方角に…」などと、かなり具体的に見えているみたいな感じ。
ワンピース821話より引用 象主の見たものがモモの助の脳内に再生される?
こうやって見ていくといよいよ、モモの助が“動物を従えることが出来る古代兵器プルトン”なんじゃないか?と思えてくるなぁ。
または「あらゆるものに意思が宿り、相応しい者にはその声を聞くことが出来る。」ということなんだろうか。
これからの新情報に期待したい!
あと、象主の目が鷹の目っぽいけど、ミホークとは関係ないよね?接点なさすぎるし。
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