ヴィラン連合の中心人物、死柄木弔。
彼の精神はどうみても超絶不安定に見えるよね。
でも、だからこそ彼には成長の要素が残されているし、現在のマイナスポイントは伸びしろであると表現できる気がする!
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精神不安定な死柄木の脅威、または恨みの矛先について!
堀越先生の巧みな所は、ヒーローたちばかりではなくヴィラン側にも“成長”の要素を残しているところだよね。
完璧な敵として登場させてしまえば成長の概念が乏しくなり、後付け無理矢理のパワーアップが必要になることがあると思う。
でも、死柄木はこの時点からすでに、精神面に“弱点を抱えている”ことが決定的なんじゃないかな!
僕のヒーローアカデミア3巻より引用 死柄木の不安定性!
死柄木の精神的不安定さは“情緒不安定”というよりも“ヒステリック”に近いもの。
例えば同じ精神不安定なキャラとして物間寧人がいるけど、彼はどちらかというと“人格分裂”みたいな印象を受ける。
同じ精神の不安定さでも、細かく描きわけられているのが印象的だ!
そして、死柄木のヒステリックは言い方を変えれば“全てを思い通りにしたい”という執念・信念へと変わることがあると思う。
何かを変えることの出来る人物は、常に“周りを巻き込んでいく”性質を持っているわけだけど、死柄木のヒステリックにはそういった側面があるように見えてならない!
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目的を失った死柄木はどう動く?
死柄木はオールマイトを抹殺することを目的にしていた。
でも、もはやオールマイトは能力を使い果たし、既に抜け殻となってしまっているんだ。
本人も「これからは守られて生きていくんだな」と言っていたように、今の彼にはもはや“シンボル”としてのエネルギーは残されていない。
僕のヒーローアカデミア3巻より引用 死柄木はオールマイトを抹殺することを目的にしていた!
そこで上記のカットだよね。
死柄木は目標を失ったのか、それとも失っていないのかという点が焦点になっていくんではないだろうか?
これはつまり、死柄木の中で“オールマイトは死んだ”と解釈されているのかどうか?という疑問に繋がる。
死柄木がオールマイトに対して“個人的な恨み”を持っているのならば、これからもオールマイトは狙われてしまうことだろう。
反面、死柄木がオールマイトを狙うのは“ヒーロー社会を壊すのに手っ取り早いから”といった理由ならば、オールマイトはこれから放置されると思う。
死柄木はこれまで「ヒーロー社会にヒビを入れる」とか言っていたりする反面、オールマイトの先代“志村菜奈”の孫でもあるということも発覚しているんだ。
何がどう転んでも不思議じゃない状況で、死柄木の不安定性はどう作用してくるだろうか!
彼が何を考えどう成長していくのかは、今後の注目ポイントと断言することが出来るだろう!
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