コミックス1巻も発売されて絶好調のものの歩。
将棋が上達したい人はモチベーションの維持にかなり役立ちそうなものの歩。
今回の24話は表紙もカラーでいい感じだった!
最近のものの歩はカラー表紙多いかもね、ジャンプの中でも人気マンガになってきてるかもしれないね!
前回のエピソードで全ての美学を捨てて泥臭く戦うことを決意した岬。
今回はついに岬との勝負がついに大詰めとなりました。
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第24話“美しい棋譜”確定ネタバレ感想&考察!
得意の終盤力で状況を一変し、一瞬「勝った」と思ってしまっていた信歩。
鬼気迫る岬の応手に対して気を引き締め直します。
岬も岬で「負けられない」「背負うものがある」といった感じで、指し手を進める表情がかなり険しく変化していきます。
これまでの落ち着いていた岬とはうってかわって、別人のような粘りを見せつけるわけです。
しかも「泥臭い将棋」の代名詞とも言える、「入玉」狙いの姿勢すら見せます。
ものの歩24話より引用 入玉を狙う岬はこのような感じ!巧妙!!
なんだかんだ「上に逃げれば捕まえにくくなる」というのは将棋の常識ではあるんですが、実際にやってみると案外難しかったりするもの。
「そうまでして勝ちたいか」と思われる指し手だったりするんですよね、入玉って。
これまで「美しい将棋」にこだわってきていた岬がこのような手を指すというのは正直いって少し意表を突かれたかもしれません。
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信歩の努力の結晶が実を結ぶ
互いに譲らぬ最終番戦。
信歩はこれまでの不器用だった自分の過去を回想します。
勉強は何年やってもだめだった。
でも、将棋は努力に対して結果で答えてくれた。
信歩が3ヶ月間にこなした将棋の練習は膨大な数にのぼります。
矢倉は2万局指し、詰将棋は覚えきれないほど。
2万局ということは、1日222局。
1局5分で指したとしても1日あたり18時間も将棋にドップリ3ヶ月。
これはかなりの練習量ですね。
信歩は自分のしてきた努力を信じ、気迫の1手を指します。
岬もなりふり構わず応戦しますが、そこで信歩が楽しそうに微笑みます。
「楽しいですね」
ものの歩24話より引用 岬の心が敗北を察する!
信歩のこの微笑みが岬に与えたダメージがかなり大きかった様子。
自分の美学がいつの間にか、自分の将棋を縛り付けていた頃。
泥まみれの見難い将棋を、「それこそが美しい」と救い上げられてしまったかのような錯覚。
この終盤戦で岬は敗北を察したようです。
ものの歩24話より引用 全てを出し尽くしたかのような岬の表情が痛い!!
全てを出し尽くしたかのような岬の表情が痛いですね。
将棋は純粋な読みのゲームなので、ある程度読みの力がある人であれば、最後まで指さなくても結果がわかってしまうんです。
上記のカットの時点で既に岬は最後の最後、自分の王が詰められてしまう場面まで理解してしまったんでしょう。
でも、それをわかっていながらも指す。
消化作業でもありながら“敗北を理解するための時間”といった感じでしょうか。
そしていよいよ、次の25話ではセンターカラーで準決勝の決着が描かれるようです。
敗北した岬がどのような言葉を信歩にかけるのか。
次号の展開が楽しみなところです。
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バトワン世界の歩き方を追記!
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