【蒼天航路】司馬懿(しばい)の人物像考察、狼顧(ろうこ)の相を持つ人物!

狼顧(ろうこ)の相を持つ人物、司馬懿。

今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

本作ではわりと一臣下に過ぎない雰囲気だった彼だけど、正史ではもっとずっと重要な役割を担っていた人物!

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司馬懿(しばい)の人物像考察、狼顧(ろうこ)の相を持つ人物!

蒼天航路における司馬懿の外見表現は以下のような感じ。

おとなしめの雰囲気ではあるものの、その眼光は非常に聡明で、曹操を相手にしても怖じることなく質問を繰り出している。

正史では特に曹丕との相性が特別だったように記されており、彼の留守を預かったり、後継者である曹叡の後見を託されたり…といった場面もあった様子だった。


蒼天航路・文庫版15巻より引用 蒼天航路における司馬懿の外見表現はこんな感じだった!

ちなみにバトワンは北方謙三の三国志(小説。面白から読んでみてほしいよ!)も好きで読破したんだけど、この作中では曹丕はドSで、司馬懿はドM…みたいな感じで対比されていたように思う。

曹丕からは「一臣に終わる男ではない」とも評価羅されるほど高く買われており、かなる重要視されていた人物だったようだ。

五丈原の戦いにおける諸葛亮とのエピソード「死せる公明、生ける仲達を走らす」というコトワザ(?)的なアレも有名だったりする!

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蒼天航路でも描かれた狼顧の相!

ちなみに彼の狼顧の相は、蒼天航路のシナリオ内でもしっかりと描かれている。

以下のカットがまさにそれで、司馬懿の司馬懿らしさが本作家で最も現れた場面…って感じなんじゃないかな?

三国志演義であれば曹操死後の戦いなどもあるから司馬懿の活躍も描かれるけど、蒼天航路はあくまで曹操の人生を描いたドラマ。

そういった意味では、司馬懿の印象的な場面がこれくらい…というのもまた、丁度良いといえば丁度良いのかもしれない!


蒼天航路・文庫版15巻より引用 蒼天航路でも描かれた狼顧の相!

蒼天航路の物語は曹操の死を持ってしてその幕を降ろした。

しかしながら個人的なことを言うと、その“向こう側”も少し読んでみたかったような気がする。

もちろん「まだ続きが読みたい」という状況で終わるのは最高のエンディングだと思うんだけど、蒼天航路は作品が面白すぎたゆえに、ここで終わるのは特に名残惜しかったかな〜!

さすがにこの作品にスピンオフとかを期待するのは難しいと思うんだけど、そのうち誰か特定の武将をテーマにした作品とかが出てくれれば嬉しいんだけど…。

個人的な願望を言えば、ほんの数ページでもいいので「諸葛亮vs司馬懿」がどんな読みあいをしたのかの心理戦みたいなのが読んでみたい気がする!!

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