【ワンピース】赤い壁に抗った英雄フィッシャー・タイガーの苦悩![心象考察]

奴隷解放の英雄、フィッシャー・タイガー。

彼は世界を分かつ赤い壁・レッドラインの大陸を、単身素手でよじ登り、多くの奴隷たちを開放したことで知られています。

実はめちゃくちゃ格好いい偉人なんだけど、あんまり「フィッシャー・タイガーカッコいい!」という声は聞こえてこない。

だからこそ今回は、そんな彼についてピックアップしてみようと思うんだよね。

確実にトップクラスにカッコいい偉人だよ、彼は。

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赤い盾に抗った英雄フィッシャー・タイガーの苦悩!

魚人島の真上、レッドラインの高い壁を素手でよじ登り、多くの同胞を開放したフィッシャー・タイガー。

彼の抱えていた苦しみは計り知れない。

63タイガー
ワンピース63巻より引用 フィッシャー・タイガーは奴隷解放の英雄だ!

バトワンが好きなフィッシャー・タイガーのカットは上記。

風にたなびくタイガーの服と、決意の秘められた眼差しに鳥肌が立つ!

元々天竜人だったフィッシャー・タイガーだからこそ“奴隷の痛み”を誰よりも理解しているのかもしれない。

人権も自由も何もかもを奪われ、家畜として扱われる痛み。

これは通常の神経を持った人間ならば耐え難い苦しみだし、一生のトラウマになるようなものだと思うんだ。

しかし、それをバネにして奴隷解放を決断したフィッシャー・タイガーの強い意思には、英雄と呼ぶに相応しい信念を感じざるを得ない!

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オトヒメ王妃への想い

フィッシャー・タイガーはコアラの故郷フールシャフト島にて、海軍のストロベリーによる待ち伏せを受ける。

そして、その時の傷が原因で生涯の幕を降ろしたんだよね。

いや、その時タイガーが人間からの献血を拒否しなければ、生きながらえることも出来たはずだ。

でも、タイガーは拒否してしまったんだよね。

天竜人の奴隷だった経験をしていたから。

その際の新聞では、タイガーが輸血を拒否したはずなのに“人間から輸血を拒否され死亡”と、真実を捻じ曲げられて報じられている。

これを見たジンベエやアーロンは相当腹が立ったに違いないよね。

“天竜人の奴隷”だったことがあるから人間からの輸血を拒否したわけなんだけど、彼の苦悩はそれだけじゃないはずなんだ。

63タイガー
ワンピース63巻より引用 フィッシャー・タイガーの言葉が痛い!

フィッシャー・タイガーは囚われていた奴隷たちを一斉に開放した。

見てられなかったんだ、無慈悲に陵辱されていく人々の姿が。

実際に彼の残した言葉には、大きな苦悩の念が含まれていた。

オトヒメ王妃の考え方はまさに理想論で“人間も魚人も手を取り合って暮らしていくべき”という考え方。

タイガーも本当ならオトヒメ王妃と同じ未来を追いかけたかったのかもしれないね。

しかし、目の前で陵辱される人々を放っておけなかった。

確かにそもそも天竜人とか世界政府のシステムが悪いっちゃ悪い。

ただ、現状そうなってしまっている以上「それらの問題に対してどう対応していくか?」というのが問題になってくるわけだよね。

目の前の仲間を見殺しにして未来を創るのが正しいのか、未来を犠牲にして目の前の仲間を救うべきなのか。

矛盾した2つの正しさの間で苦しむ英雄フィッシャー・タイガー。

どっちが正しいかは今でもまだ結論は出ていないんじゃないかな。

いつか奴隷制度が解消されて、全ての種族が手を取り合って暮らせる世界が訪れる。

フィッシャー・タイガーの奴隷解放が、そんな未来に繋がっていくように強く願いたいと思う!

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