ワンピース世界に登場する様々な種族。
今回はその中から「種族間のハーフ」について考察し、バトワンなりに想いを巡らせていきたい!
差別問題とか迫害の歴史とか、ワンピース世界にはそういうのがあるしね、彼らも複雑な立ち位置なのかも?
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不確かな4人の存在、種族間ハーフ考察&忌み子・呪い子・第三の眼などについて!
まず最初にピックアップしたいのは以下の2名。
闘魚の半魚人であるデリンジャーと、シュモクザメの半人魚でるC・プラリネ姉さんだ!
色々あるけど、この2名が最も複雑な環境に置かれている感じなんじゃないかな?
ワンピース77巻より引用 デリンジャーは闘魚の魚人のハーフ!
上記デリンジャーに関してはドフラミンゴの“ドンキホーテ・ファミリー”に所属していた人物。
ピストルハイヒールを代表とする、魚人らしい強靭な身体能力を活かして戦うスタイルが印象的だった。
で、以下のプラリネ姉さんは、ジンベエのタイヨウの海賊団の副船長・アラディンの妻になった人物だね!
ワンピース830話より引用 アラディンの妻になったのがプラリネ姉さんだね!
この2人に関しては、人間族と魚人族…という、いがみ合う2つの種族間にもうけられた子ってことになる。
人間族は魚人を「気持ち悪い・凶暴・野蛮」と忌み嫌い、魚人族はそんな人間族に対して「迫害・差別・奴隷扱い」をされてきた歴史を持っている。
イデオロギーが丸ごとぶつかっちゃってる感じだし、この種族間の“恨みのもつれ”を解くのは容易ではない!!
ワンピース65巻より引用 ホーディに価値観を植え付ける魚人族の大人!
プラリネ姉さんに関してはアラディンにベッタリだったし、タイヨウの海賊団がそもそもフィッシャー・タイガーの考えの流れを汲んでいることもあって、そこそこ幸せそうな日々を送っていたと思う。
ドンキホーテ・ファミリーに所属していたデリンジャーも、ファミリーの中に“居場所”を見つけることが出来ているように見えた。
しかしこの2人は“魚人でもなく人間でもない不確かな存在”なんだよね。
魚人と人間の歴史を顧みれば「魚人と人間のハーフ」という特殊な立ち位置で生きてきた彼女たちが、何も考えずあっけらかんと幸せに生命を繋いできたとは考えにくい。
心の内には、それはもう恐ろしいほどの葛藤があったんじゃないだろうか?
彼女たちのバックグラウンドはまだ明かされてない部分が多いと思うけど、場合によっては“忌み子”みたいな扱いを受けていた時期を経て、今に至っているのかもしれない。
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他の2人についても触れてみよう!
デリンジャーとプラリネ姉さんについて考察したら、少し暗い気持ちになってしまった。
ってことで、後半はわりと“軽い感じ”で触れていければと思ってるよ!
まず後半の最初に触れてみたいのは以下の“魚巨人(ウォータン)”であるビッグパンについてだ!
ワンピース33巻より引用 デービーバッグファイトで登場したビッグパンはドジョウの魚巨人だ!
前半は“半魚人・半人魚”について触れたけど、この両種族に関してはいがみ合っている背景があったから少し話題が暗くなってしまった。
でも、ビッグパンに関しては“巨人と魚人のハーフ”なわけだね!
魚人と巨人の関係は今のところよくわかんないけど、作中では結構色々な場面で“畏敬の念を抱かれている”みたいな描写がされていると思う!
ワンピース14巻より引用 巨兵海賊団も伝説になるほどの存在だったしね!
ワンピース世界にはちょいちょい巨人族が登場してるけど、巨人族は魚人族と比較してそこまでヒドイ扱いを受けているようには見えない。
巨人族は“海軍”にも所属してたりするし、戦士としての評価とかが高いのかもしれないね!
魚巨人(ウォータン)の存在はこの時のビッグパン以降描かれていない感じだけど、プラリネ姉さん&デリンジャーほどは“ハーフの苦悩”に苛(さいな)まれることは少ないんじゃないかな?と思ってたり!
で、ラストに触れておきたいのは以下!
ワンピース850話より引用 C・プリンもまた三つ目族のハーフ!
他のページでも考察したから個々では軽く触れるだけにしておこうと思うけど、プリンは三つ目族のハーフであることが判明している!
ビッグマムいわく、第三の眼が“真の開眼”を果たした時、ロジャーが万物の声を聞いたかのような効果が得られる…とのことだ!
プリンに関してはまだまだ不透明な部分が多いだけに、今後新規の情報が登場し次第、さらに深く掘り下げていきたいと思うよ!
しかしともあれ、これら“4人の種族間ハーフたち”は、それぞれに複雑な人生を歩んできたんだと思う。
こういった背景に想いを巡らせていると、ワンピース世界の“深み”を一層強烈に感じてしまうかもしれない!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!