問題解決の日が近付いてきているのは確実ではあるものの、まだまだ混迷を極めるホールケーキアイランド。
バトワンはずっと「マムは本音と建前の差が激しそう」って考えてきたんだけど、今回の854話でほんの少しだけそれが裏付けられた感じだ!
人間の心は複雑だから、これがわかったからといって人物像の全てを理解することは出来ないけど、それでもそういう“傾向”を知っておくことによって見えてくるものもあると思う!
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偽りの漢気「彼女のルールで戦ってはならない」って話!
マムをよく知る息子・娘たち。
以下はその中の一人、シャーロット・ブリュレから発せられた言葉だ!
「来るものは拒まず、去るものは殺す。」
これがマムの基本方針っぽい感じだね!
ワンピース854話より引用 来るものは拒まず、去るものは殺すの方針らしい!
完全に“独裁政治”を敷設しまくってる感じっぽい感じのマム。
全ての種族が差別なく暮らす夢の国・トットランドだけど、それもこれも“去るものは殺す”って方針があるのならば、単純に「閉じ込めているだけ」とも考えることが出来る!
夢のような毎日を味わわせ「ここを去ろう」という発想に至らないようにするのが第一ステップ。
それでも去ろうとするなら、命を奪いとってしまうのだろう。
ワンピース835話より引用 満足そうにソウルを捧げる女性「ここを去る」という発想はなさそうだ!
思考停止状態になった人間を大量生産し、彼らが思うように動いてくれればマムは満足だから、その方針で統治する。
それでもイレギュラーで、自分の頭で考え、判断し、行動する人間は出てくるだろう。
そういう人間がマムの統治から逃れようとするならば、それは生かしちゃおかない…。
なんとなくだけど、マムはそんな風に考えているような気がしないでもない!!
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本音を偽り、建前の前に陥れる!
ジンベエとマムの“ルーレット”のやりとりは、誰しもが気になったところだよね!
彼女は本音を偽り、建前の前に相手を陥れることに慣れているし、むしろ「それこそが当たり前」という価値観を持っていそうな感じだ!
海賊らしいといってしまえばそれまでなんだけど、それを踏まえても恐ろしい人物だね!
ワンピース830話より引用 本音を偽り、建前の前に陥れようとするマム!
「海賊なんだ、好きに生きるのが一番さ」なんて言いながら、平然として突きつけたのは“どう転んでも死しか選べない”という悪意に満ちたルーレット。
このことは「マムが設定したルールの上で戦ってはならない」ということを示しているんじゃないかな!
思えば今回の政略結婚もまた「マムの設定したルール」の元に進められてきた結果、ジェルマは欺かれようとしているわけだしね!
ワンピース854話より引用 ジェルマもまた“マムのルール”に乗ってしまってる感じ!
当然だけど、ゲームを支配するのは“運営者”であり、プレイヤーではないんだ。
そして、マムのルールで闘うということは「彼女をゲームの運営者であると認めてしまう」ということ。
「彼女の言いなりになりたくない」と思ったら、運営者の設定したルールの範囲内で戦ってたらダメなわけだね!
つまり、ジンベエはルーレットを回避することで“プレイヤーという立場から降りた”ことになる!
これはまさに懸命な判断だったといえるだろう!
また、ビッグマムの傾向として「自分で設定したルールの中に他人を閉じ込め、踊らせようとする傾向」があるような印象を受けるから、頭の片隅に置いておくと今後の考察に役立ってくるかもしれない!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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