自分が何をしようとしているのかを知ることは、とても大切なことだ。
漠然と「ラフテルへ到達して海賊王へなりたい!」では、ビジョンとして少し弱いような気がするんだよね!
タマゴが先かニワトリが先か…みたいな水掛け論になりがちな部分かもしれないけど、今回はラフテル&海賊王の関係性or開拓者&追従者の関係性について、思いを馳せてみたいと思うよ!
【スポンサーリンク】
ラフテルが先か海賊王が先か、目的地へ行くために必要なモノについて!
ルフィの冒険における最大のテーマとも呼べるひとつなぎの大秘宝・ワンピース。
これにはロジャーが最期の刻に「この世の全てをそこに置いてきた!」と語ったことが影響しているわけだね!
これが湾曲して解釈され「ワンピースを手に入れればこの世の全てを手に入れられる」みたいになっちゃったフシがあるんじゃないかな!
この解釈が暴走して“大海賊時代”がスタートしてしまったようにも見える!
ワンピース818話より引用 ルフィもまたひとつなぎの大秘宝を目指している!
“ひとつなぎの大秘宝”と呼ばれる海賊王が残した最高のお宝。
確かに、こんなに多くの冒険者の心を揺さぶるテーマもあんまり無いだろうねきっと!
しかしともあれ、海賊王が口にしたこのフレーズに対し“踊らされている人物”も多数存在すると思う!
多分だけど、ロジャーは「この世の全てをそこに置いてきた!」と言っただけ。
確かにロジャーは海賊王として富や名声を手にしていた海賊のようだけど、ラフテルに置いたのが“ロジャーの財産”だとは限らないんだ。
これはある意味「注意深く表現された誤解を招くような真実」ってヤツかもしれないね!
【スポンサーリンク】
ラフテルが先か海賊王が先か?ってハナシ(本編)!
さて、後半ではラフテルが先か海賊王が先か?ってハナシの核心に迫っていこう!
ワンピースの世界観は簡潔にいうと「ワンピースを巡って冒険する海賊たちが切磋琢磨するグランドラインを、麦わらの一味が成長しながら駆け上がっていく物語」って感じだと思う。
ルフィにとってこの海を駆け上がっていくことには大きな意味があるわけだけど、前半のコマで描かれているルフィを見る限り、別に「財宝に固執しているわけではない」ってことが分かるよね!
ルフィはかつて「この海で一番自由なやつが海賊王だ!」なんて言ってたし!
ワンピース52巻より引用 ルフィの価値観はコレ、ここは揺るがないと思う!
このルフィの価値観は、他の海賊と比較するとかなり異質。
多くの海賊たちが“ラフテル”へ辿り着き“ワンピース”を手にして“海賊王”になることを夢見ている中、ルフィはちょっと違うんだね!
多くの海賊たちが“ラフテル・ワンピース・海賊王”というフレーズを「冒険のゴール」として設定している中、ルフィは違うところを見ているんだ。
周り(四皇・ビッグマムまでも)がゴールとして設定したこれらのキーワードを、ルフィはあくまで“理想の自分になるためのプロセス”だと定義しているっぽいよね!
ワンピース847話より引用 ビッグマムまでもが、海賊王・ラフテル・ワンピースなどを「ゴール」として定義しているみたいだ!
ルフィは“この海で最も自由なやつ=海賊王”になりたいと考えている。
対して他の多くの海賊は“ロジャーの残した謎のお宝・ワンピースを見つけ出そう”と考えている。
この時点で“道を切り開く者”と“誰かの歩んだ道を歩む者”の違いが生じている感じだよね!
そりゃ、海賊王ロジャーが示した道に追従するならば、道も踏み固められているし風当たりも少ないだろうから気楽だろう。
しかし、何が正解かは結果が決める世界の中で、多くの人々が進む道が必ずしも正しいとは限らないのもまた事実。
そう考えていくと、ルフィにとってこれから先もっとも手強いライバルになってくるのは、もしかしたらかつての白ひげのように「ラフテルには別に興味がない」と考えている人物だったりするのかもしれないね!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!