「2度目はないわ。」
そうサンジに告げたレイジュだけど、実はレイジュの“2度目”は既にスタートしているんじゃないか?なんて思う。
以下の考察で触れていくけど、これらを踏まえるレイジュは“中立の立場を取った、弟想いな姉”って感じかもしれないね!
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彼女の「二度目」はすでに託されているし、サンジはそのことをまだ知らない。
サンジに対して念を押すレイジュ。
戻ってきたのは確かに自己責任だし、レイジュにとって“サンジを助けること”はリスクが大きすぎるはずだ。
レイジュは幼少期にサンジを牢屋から出してあげたことがあったけど、あの時もかなり怒られることを覚悟していたんじゃないかな?
ワンピース842話より引用 二度目はないと念を押すレイジュ!
あの時は結果的にジャッジがサンジに対して“消えてくれて助かる”といった感覚を持ってくれていたからまだ良かったとは思う。
でも、今回はジェルマ王国と四皇ビッグマムの政略結婚という、世界を揺るがしかねない大イベントであり、父ジャッジの悲願でもあるんだ。
いくらレイジュが弟想いな姉だったとしても、今回サンジを助けてしまうのはあまりにリスクが大きすぎると考えるのが自然だろう!
でも、だからこそレイジュはあの時“ルフィたちと遭遇したこと”を黙っておこうと判断したのかもしれない!
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ルフィたちと遭遇したことを黙っておこうと決断するレイジュ!
以下のカットでレイジュは「ひとまずここでは 何も見なかったことにするわ!」と発言している。
ヨンジは姉の意見に追従する形で納得している感じだ!
これまでもそうだったけど、見る限りヨンジは“上の兄弟”に対してはか・な・り従順な印象を受けるよね!
この場面でレイジュは「私がこう判断すれば、ヨンジは賛同するはず」と判断したのかもしれない!
ワンピース82巻より引用 あの時、ルフィたちとの遭遇は後に多くの意味を持ちそうだ!
思えばこの場面は、端的に言うと“ルフィたちが迎えに来ている事実を、レイジュが握りつぶしたシーン”ということになるわけだね!
そして、このことをサンジはまだ知らない。
サンジ的には薄々「追ってくる可能性もある」と考えていたり、また「追ってくるに違いない」って感じで、次にどう行動すべきかを考えている可能性もある。
でも、決定的な“確証”はない状態なんだ、今は。
この“事実認識のズレ”は、もしかしたらこの後の物語に大きく影響してくるかもしれないよね!
レイジュがルフィ達を見なかったことにした“本当の理由”とは何だろうか!
本当にレイジュが“弟想いの姉”ってことであれば、ルフィ達を見逃したことは、もしかしたら「弟を連れて行って欲しい」という願いを託したということになるのかもしれない!
これまでルフィにSOSを求めてきたナミやロビンの場面がフラッシュバックするけど、今回のエピソードでルフィに助けを求めるのは、サンジではなくレイジュだったりするのかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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