【ワンピース】「わがままばかり」なルフィに憧れる気持ちがどこかにあるんじゃないかなって。

確定ネタバレ感想＆考察でも触れたけど、今回はサンジの“憧れ”について掘り下げていきたい！

今回の844話には、それが垣間見える場面があったんじゃないかな？って思うんだ。

これがあるからサンジはルフィを信頼し、ずっとついてきたんじゃないかなって。

「わがままばかり」なルフィに憧れる気持ちがどこかにあるんじゃないかなって。

バトワンがそれを感じたのは以下のカット。

「お前はいつも わがままばっかりだ！」と言いながら、ルフィに蹴りかかっているんだ。

ワンピース844話より引用　わがままばかりなことを指摘するサンジ！

確かにルフィはわがままばっかりだ。

でも、サンジはこの言葉の裏に色々な感情を隠していると思う。

“わがまま”という言葉は、裏を返せば“意思が強い”とも取れる。

“頑固”とも表現できるし“自己中”とも解釈できるんじゃないかな。

サンジが放った言葉はルフィに対する“批判”のように見えるけど、実はルフィの性格における“ひとつの特徴”を述べただけであり、それは善でも悪でもないんだ。

モンキー・D・ルフィという男の性格に様々な側面から光を当てたうちのひとつの見え方が“わがまま”だってだけに過ぎない。

これは、これまでウソを並べ立ててきたサンジの放った“唯一の真実”なんじゃないだろうか！

サンジは“わがまま”なルフィに憧れていた？

さて、上記で“わがまま”とは何か？という点をほぐしたところで、サンジの心にもう一度潜ってみたい！

でも、この問題は実はちょっと言葉にするのが難しいんだ。

頑張って文字にして表現しようと思うけど、読みながら自分なりに噛み砕いてもらえると助かるかも！

まずは以下のカット！

ワンピース8巻より引用　ルフィのわがまま＝死を恐れぬ信念！

バトワン的にルフィのわがままは、時として“死をも恐れぬ信念”になると思ってる。

それは上記のカットでゼフが指摘した通りなんだ。

そして、以下のカットも合わせてチェックしてみたい！

ワンピース8巻より引用　ゼフに胸中を言い当てられるサンジ。当時のサンジには、ルフィがなぜあんなに戦い抜けるか理解できなかったんじゃないかな！

当時のサンジにとって“信念”というものは理解できないものだったと思う。

でも、ルフィが信念の旗を振りかざし、無謀とも思える戦いを勝ち抜いていく様子を、サンジは常に近くで見てきたんだ。

これによって“崩れぬ信念”という一面において、サンジは絶対的にルフィを信頼…いや、尊敬しているんじゃないだろうか？

チョッパーとかはルフィに対する尊敬を露骨に出してくタイプだけど、サンジもどこかでルフィに対する“憧れ”を抱いているのかもしれないね！

今回の844話でサンジがたったひとつだけ語った“真実のこと”に、そんな心理が盛り込まれていることだって、充分に考えられるんじゃないだろうか！