ひとり気を張って戦い続けてきたデク。
今回の327話ではそんなデクがついに休息に入り、次の戦いへと備える場面が描かれた。
激しい戦いも面白いんだけどやはり緩急、この辺りは堀越先生の上手いところだよね〜!
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327話ネタバレ確定感想&考察、つかの間の休息![→328話]
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
ここではデクが友達につれられてみんなでお風呂に入っている感じ。
みんなデフォルメされた表情がめっちゃ可愛いよねw
そして確かに、大抵のことはお風呂に入れば解決するっていうのも納得。
心と身体はつながってるし、身体がリラックスすれば心も自然と…ね!
ヒロアカ327話より引用 心と身体はつながってるし、身体がリラックスすれば心も自然と…ね!
また今回の327話ではオールマイトとの和解(?)も描かれることとなった。
ここは非常に感慨深いところがあるよね。
前話でオールマイトはステインから励まされている感じだったから。
ヒロアカ327話より引用 オールマイトとの和解(?)も描かれることとなった!
デクとしては実力はオールマイトに迫るほどになったものの、内面はまだまだ少年のまま。
それこそ精神的支柱としての役割として、オールマイトの存在は必要不可欠といったところなんだろう。
対してオールマイトは謙虚だから、それが悪い方向へ走り自己を過小評価する方向へと向かってしまった。
これらの歯車が綺麗に噛み合ったのが今回の1話だったといえるだろう!
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人としてもプルス・ウルトラしようみたいな展開!
バトルマンガで「限界を超える」みたいな表現となると、それはどうしても“強さ”基準で描かれがち。
よくて気合・根性をフル動員して「本来では立ち上がれないところでも立ち上がれ!」みたいな表現がされることが多い。
しかし以下のカットは全く違うよね、そこには確かな“人間的成長”が存在する。
表面だけを取り繕ったその場限りの成長ではなく、仲間とともに培った経験に基づいて撒かれた種が、時間を賭けて発芽するという、実にリアリティのある表現だったんじゃないかな!
こういうところも堀越先生の論理力の高さが伝わってくるところだよね!
ヒロアカ327話より引用 人としてもプルス・ウルトラしようみたいな展開!
で、今回のラストは以下のカットにてフィニッシュ。
ここは前話に引き続き、ステインがオールマイトに宛てた手紙の種明かしの場面だ。
作中ではラブレターと表現されていたけど、これはステインの純粋さがしっかりと示されているところだよね。
手段が間違っていただけで、本当の意味でヒーローの素養を持っているヴィランだと思う。
ヒロアカ327話より引用 手段が間違っていただけで、本当の意味でヒーローの素養を持っているヴィラン!
ちなみにステインに関しては、荼毘やトガちゃんに対しても強い影響を与えたヴィラン。
もしかしたら今後は彼らと鉢合わせる機会があるかもしれないけど、もしそうなったらどういう展開になるだろう?
ステインは荼毘やトガちゃんを認めないだろうし、荼毘やトガちゃんもステインに触れれば「私の信じたステインではない」という反応をするかもしれない。
この辺りはまだ予想の域を出ないけれども、そういうマッチアップはおおいにありえるかもしれないので意識して以降のページをめくっていきたいところだね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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