心優しきバーソロミュー・くま。
彼はその優しさゆえに大きな間違いを犯してしまったように見える。
それが今回のテーマだよね。くまは優しさと同様に決断力があればジニーの運命を変えていた可能性があるかもしれない…!
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くまの失敗、愛する人を守る決断の重要性!
今回のメインテーマは以下のカット。
これはジニーに求婚されたときのくまの様子だ。
「自分は幸せになるだろうけど、君を不幸にしたくない」と、その求婚をためらったくま。
このシーンは正直いって、くまの決断力不足を感じざるをえなかったと思う。
これはジニーの立場にたつと「お前と結婚しないで、じゃあ誰と結婚すれば私は幸せになるんじゃい!?」と言いたくなるところだよね。
それで、結局最後は拉致られて天竜人の妻にされてしまったわけでさ。
ワンピース1097話より引用 くまの失敗、これは心に留めておきたい!
また、くまもジニーのことを好きだったことは事実。
この場合の教訓を言語化するなら「たとえ不安がつきまとおうとも、互いが互いを愛しているなら、その不安を振り払って相手を守る覚悟を決めろ!」みたいな感じだろうか?
もしくまがこのとき覚悟を決めていたとしたら、ジニーはくまの子供を妊娠し、結果(誘拐されたあのタイミングで)戦場にいなかったかもしれない。
覚悟ができなかったせいで、もっと大きな不幸を呼び寄せてしまった…というのが今回の現実の残酷なところだったね。
くまのしてきた経験を踏まえると彼の判断ミスもやむを得ないとは思うけどね。ジニーの悲劇を回避するにはこの“覚悟”しか手段がなかったように思う。
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招かれた「より大きな悲劇」について!
後半では招かれた「より大きな悲劇」について触れていきたい。
くまと結婚しなかったことによって2人の間には子供ができず、そのためジニーは戦場を駆け巡ることが可能になった。
その戦場の最中で彼女は誘拐されてしまい、どこの誰だかわからない人物の子をはらむ事になってしまったんだ。
つまり、ここで言えることは“未来はどうなるかわからない”ということ。
逆をいうと、くまは“どうなるかわからない未来”に怖気づいてしまったということ。
結婚さえしていれば、うまくいく未来だってあったかもしれない。
また、逆に結婚して子供が出来ていたとしても、そこを天竜人に狙われて子供ごとやられていた可能性もある。
どっちにしても未来はわからないんだ。
だから、くまは本当にジニーを思うのなら、その“不安な未来”ごと、責任を持つ選択をするべきだったのかな。とバトワンは感じたかな!
ワンピース1098話より引用 くまの子供であってほしいんだけど、たぶん親は天竜人だよね…。
で、上記のカットのような“今”が訪れてしまうこととなる。
もし違う選択肢を選んでいたら、くまに抱かれたこの子はくま自身の子だったかもしれない。
そもそもジニーが青玉鱗の病気になったのだって、天竜人に何かされたからかもしれない。
これらのことを踏まえると、なかなかグッとくるところがあるかもしれないね!
そしてくまは、ボニーをジニーの生まれ変わりのように愛した。
まるで、あのとき決断できなかった自分への罪滅ぼしのように…だ。
もちろん、これもまたひとつの“生き方”ということで否定することは出来ない。
ただきっと、くまは再び同じシチュエーションに置かれた場合、きっと今回の教訓を活かして“違う選択”をすることだろう。
それがのちに彼の身に訪れる“機械化”だったりするのかもしれないね…!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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