あまりに凄まじい天竜人たちの横暴。
今回はそんな彼らのヤバさについて触れていきたいと思うよ。
人間を人間と思わず、狩りの獲物(ラビット)として扱うこの精神性。異常すぎる…!
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まるでゴイム扱い?天竜人のアパルトヘイト的な恐ろしさ!
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
これは天竜人が人々を狩りの対象として蹂躙しているところだ。
このようなことが出来ること自体が完全にイカれてるわけだけど、そのイカレ具合の根源はどこから来るのだろう?
バトワンとしてはこの根幹に“選民思想”みたいなものがあるように思う。
ワンピース1095話より引用 このイカレ具合の根源はどこから来るのだろう?
このように人々を蹂躙するにあたって、もし自分が加害者側だったら?と考えてみるのは良い思考実験だと思う。
バトワンなら、もし自分が加害者側だったなら「とうていこんなことは出来ない」と考えるはずだ。
それは自分の中に善悪の価値基準のものがあるからで、誰しもその常識のようなものが当人の行動を決定づけている。
つまり、彼ら天竜人サイドの人間はその「常識」がラビットたちとはかけ離れている…とみるのが自然、ということだろう。
彼らは人々を“同じ生き物”として見ていない。
だからこそ、まるで獣が逃げるのを追い回して楽しむかのように、このようなことが出来るのだろう。
天竜人もラビットも客観的には同じ人間なんだけど、天竜人らは“同じ種族”とは見ていないわけだね。
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世界貴族の無邪気なる悪意!
世界貴族の無邪気なる悪意。
これが今回のゴッドバレーには蔓延していたように思う。
普通なら到底出来ないこのようなおぞましいことを平気でやってしまうという事実。
これは選民思想の為せるわざであり、それはつまり「彼らが権力を持ってしまったから」…という一言に尽きると思う。
つまるところ、人間は一定以上の権力を持つとその大いなる力に溺れてしまって、その有り余る力を時制できなくなる…ということなんだろう。
そしてそれが1人や2人ではなく、集団になってしまうと起こるのがこの“人間狩り”のような地獄である…ということなんじゃないかな。
ワンピース1095話より引用 世界貴族の無邪気なる悪意!
世界貴族の連中もきっと、権力さえ生まれ持っていなければ普通の人たちと同じ価値観のもと正しく生きることが出来たはずだ。
しかしながら、権力を持ってしまったがゆえに自らが特別であり「おれは下界の人間とは違うんだ」みたいな感覚に染まってしまったのではないかと推測される。
逆をいうとコブラのように権力を持ちながらも、権力に溺れない王がいかに凄いか…ということも見えてくるね!
いずれにしてもこの人種差別の最上位のようなゴッドバレーの人狩りゲーム。
これが詳細まで描かれずダイジェストにされたことは、良くも悪くもグロテスクな表現を大幅に削減する…という役割を担うことになった。
ともあれテーマは壮絶だから、きっと多くの読者・視聴者がこの一幕から様々なことを汲み取り、理解を深めていくことになるだろうね!
いや、本当にすごい場面だったと思う!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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