今回再登場したゲッコーモリアの言動を見て、彼の人物像を見直した人も少なくないんじゃないだろうか?
925話の件だけを切り取って「モリアは良いやつだった!」とはいえない(人間は多面的なものだと思う)んだけど、それでもモリアの良いところは、しっかりと描かれる結果になったといえるんじゃないかなー!
バトワンとしてはモリアがどこか「人間であることをやめられない男」といった感覚(良い意味で)を受けたかもしれない!
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人であることをやめられない男、モリアの厚い人情について!
かつて新世界を渡り、カイドウに破れた敗者であるゲッコーモリア。
それがきっかけで、スリラーバーク編で語っていた「仲間なんて生きてるから失う」という理屈に到達したことは間違いないと思う。
でも、それがモリア本心か?と聞かれると、今回の925話の情報では完全に否定された感じになるわけだよね!
彼は「仲間なんて生きてるから失う、ゾンビ兵のほうが優れている」と思い込もうとしているんだけど、今一歩踏み切れていない…って感じなんだろう。
彼がアブサロムの救出に来た際の振る舞いもまた、彼のそういう側面を示しているといえるんじゃないかな!
ワンピース925話より引用 アブサロムを救出に来たモリア!彼の命を重んじている!
そもそも「仲間は生きているから失う」とまでの感覚は、仲間を大切に思う気持ちの反動のようなもの。
以前はゾンビ兵を用いて“仲間を守り抜く覚悟”から背を向けようとしていたかのようにも見えたモリア。
しかし実際に仲間が危機に陥ってみると、見捨てることなんて出来ないんだ。
その感覚が、以下の一瞬の喜びの表情に現れていると感じた
ワンピース925話より引用 隠しきれなかった一瞬の喜び!
人間の心というのは複雑で、表に出している表情と本心の間には、大きなズレがあったりするもの。
強気に見える人が実は内心小心者だったり、いつも笑顔のあの人が知らないところで泣き虫だったり…。
今回の925話では、そんなゲッコーモリアの魅力の新たな側面が垣間見える展開になったね!
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ペローナはモリアの優しさを知っているんだろうね!
そんなモリアの人間性は、ルフィに敗れてもなおモリアを大切に思うペローナの振る舞いからも見て取れる。
このことからも、モリアが単なる暴君ではなく、仲間からの信頼をしっかり集めていたことがよく分かるところだ!
彼女はモリアに拾われて育った拾い子ってことで、実質“親代わり”みたいなところもあるし、そういう意味での繋がりの深さもあると思うけどね!
ただ、今のペローナはもう、モリアが海賊王への道に大きく遅れを取ってしまったことに気付いていると思うけど、それでも純粋に「一緒にいたい」と思えるボス…ってことなんだろう!
ワンピース925話より引用 モリアが生きてて嬉しいペローナ!
さてここま文章を走らせてみて、モリアの人物像が自分でもよくわかった感じ。
現在彼は黒ひげに「おれの船に乗れ!」って誘われてるわけだけど、そんなモリアはどう答えるかな?
ちょい前に「仲間になるなら黒ひげとの決闘が必須かも?」みたいなことを書いたけど、モリアの性格を考えると小競り合いは必須のような気がしてきたかなー…!
ペローナの喜びの裏を取るようで心苦しいんだけど、モリアの人物像を踏まえると、下手したら「小競り合いでは収まらず大掛かりな戦いに発展し敗北、カゲカゲの実を抜き取られる」みたいな展開も、視野に入れておいたほうが良いのかもしれない…!
いずれにせよ、黒ひげとモリアが出会ってしまったことは、世界の勢力図に大きな波紋をもたらす要素のひとつとなってくる気がするかも!
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