【ワンピース】怒り狂うおでんの有志、これは必要な怒り!

温厚で優しい光月おでんが見せた激しい怒り。

これは男としては引くことが許されない類の怒りであるといえるだろう!

ということで今回は以下、このエピソードについてバトワンなりに触れつつ、考察を深めていきたい!

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怒り狂うおでんの有志、これは必要な怒り!

これは常に意識していることなんだけど、正しく物事を理解するためには、論理力と共感力の比重・割り振りが重要になってくる。

そして今回のテーマは心理的な部分に踏み込む内容なので、共感力を高めて挑みたいところだ。

まず最初にチェックしていきたいのは以下のカット。

トキ様の太ももに矢が刺さった痕が残ってしまっている…!これは痛々しい…!!


ワンピース968話より引用 トキ様の太ももに矢が刺さった痕が残ってしまっている…!これは痛々しい…!!

仮にこの傷跡が残された対象が「光月おでん自身」だったり、錦えもんやカン十郎といった赤ざやの者たちであったなら、おでんは踏みとどまったかも知れない。

しかし今回の件に関してはどうだ。

愛する妻の(たったひとつの)身体に対し、このように消えない深い傷跡を残したという事実。

この状況は確実に「ここで引いたら男がすたる」という場面だったように思えるかな。

勝ち目がある・なしとか、相手のバックに誰がいる…とか、そういうことを抜きにして戦うことには強い覚悟が伴うもの。

しかし光月おでんという人物にとっては「カイドウ恐るるに足らず!」といった感じだったのだろう…!

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殴り込みを果たした怒れるおでん!

次に確認してみたいのは以下のカット。

これはオロチの元へと殴り込みを果たした怒れるおでんの様子だ。

バトワンには、このカットのおでんは過去イチで怒り狂っているように思えたかな!

たった1人で突っ込んで無謀…という意見も出てくるかも知れないけど、実際に兵には大損害を与えているし、オロチの首元にまで刃は届こうとしている。

この場面はむしろ「実力の伴った制裁行為」だと感じたかも!


ワンピース968話より引用 実力の伴った制裁行為のように思えた!

しかしながらワンピースの歴史を見ると、リアルタイムではこのあとおでんは釜茹でにされることになっている。

つまり実際には、この刃はオロチの首に届かなかったということだ。

ぶっちゃけこのシーンはかなりの見せ場で「やれ!おでん!!恨みを晴らしてくれ!!」と感じさせるシーンではあるんだけれども、読者としては未来をすでに知っている場面でもあるわけだよね。

出来ればこのあと何かの間違いが起こり、予定されている未来から逸れてほしいと願う気持ち。

おでんの抱く「正義の怒り」が報われてほしいという気持ち。

それらが混濁として混じり合ったのが、このワンシーンであるといえるのかもしれない!

来週のワンピースも間違いなく楽しみなんだけど、このあと「おでんの敗北」というイベントが起こるであろうことを踏まえると…ページをめくる手も鈍ろうかというものだ…!!

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