【蒼天航路】孫策の強さと人物像考察、天命に追いつかれし小覇王！

孫堅の息子として登場した小覇王・孫策。

今回は彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ！

彼が生きていたら確実に孫家の歴史は変わっていたであろう人物だけに、掘り下げてみると面白い！！

孫策の強さと人物像考察、天命に追いつかれし小覇王！

蒼天航路における孫策の外見表現は以下のような感じ。

このシーンは刺客による毒に倒れた場面であり、まさに孫策屈指の名シーンだといえるんじゃないかな！

「気が猛っている時は、額を狙ってしまう」と語っていた孫策だけど、最後の時に額がパキパキとひび割れてしまったのはそこと関連してそうな予感。

最期の時を迎えて最高潮に達した覇気が、額を突き破って天へ還った…みたいな印象すら受ける場面だったと思う！

蒼天航路・文庫本7巻より引用　蒼天航路における孫策の外見表現はこんな感じだった！

孫策がこのタイミングで作中からフェイドアウトしたのは実に残念だ。

父・孫堅もかなりの傑物だったとは思うけど、2人とも刺客に倒れてしまう…というのは、歴史の皮肉…といったところだろうか！

しかしともあれ、孫堅・孫策の死があったからこそ、三代目である孫堅がドッシリと構えた堅実な王になったとも考えられると思う。

この辺りは本当に、歴史の因果が密接に絡み合っている…としか言えない部分かもしれないね！

後半では太史慈と孫策の一騎打ちについて触れていこう！

以下のシーン周辺で描かれたこの戦いも、蒼天航路ではかなりサワヤカに描かれていて格好良かった！

三國無双シリーズの孫策もめっちゃサワヤカだけど、個人的には蒼天航路の孫策のほうが好きかも！

蒼天航路・文庫本4巻より引用　太史慈と一騎打ちする孫策の様子、この一騎打ちには、太史慈を味方にしたいという考えも乗っていたと思う！

周りから「もっと褒められたい！」と堂々と公言する孫策。

こういう感情はなかなか恥ずかしくて、誰しもが胸の内に秘めているものだと思う。

しかし孫策はそういう言葉を堂々と口に出してしまう“開けっぴろげな感じ”を持っていて、それが人物的な魅力に繋がっていると思う。

太史慈との一騎打ちについても「お前に褒めてもらいたいからだ！」と、正直に答えており、非常に格好良かった！

そういった意味では、孫策もかなり大きな器を持った傑物だといえそうな気がするね！

もし彼が天命に追いつかれていなかったら、攻めの孫策＆守りの孫堅…みたいな感じで力を合わせ強靭になり、天下は三分ではなく二分になっていたかもしれない…なんて予感すら感じてしまうところだ！