色々なライバルが登場して盛り上がるワンピースだけど、ここにきてちょっと思ったことがあるので今回はその話を。
というのも、この作品は「海賊の物語」というだけあって、手段を選ばない“命の奪い合い”に発展することが多いお話だよね。
その性質上、今回戦っているカタクリみたいな「好意的なライバル」って少ないような気がするんだ。
今回はその辺りについてバトワンなりに考えてみたいと思うよ!
【スポンサーリンク】
好意的ライバルとその美学、ワンピース世界では珍しい関係?
カタクリがルフィにとって「好意的なライバル」であると感じたのは以下のカット周辺のやり取り。
ここではもう憎しみや敵意は消え、互いが互いに勝つことのみを純粋に追求しているように思える。
本気の戦いだからこれをスポーツになぞらえるのは適切じゃないと思うけど、そこに武士道精神のような美学があるのは明白だよね!
ワンピース894巻より引用 カタクリの姿勢にはある意味で美学を感じた!
「あのバカを笑いたきゃ、おれも一緒に笑え」とまで迫ったカタクリ。
単純に見下していたはずの相手だったルフィに対し態度を改め「決闘に値する男」として再定義した。
ここにはカタクリの柔軟な姿勢と、溢れんばかりの漢気&美学を感じてしまうところだ!
思えばワンピースには、こういう敵はこれまでほとんど登場してこなかった。
【スポンサーリンク】
これまで登場してきた、好意的なライバルについて!
これまでのシナリオを確認してみると、カタクリのようなタイプのライバルがいかに少ないかがよくわかる。
バトワンが似たような雰囲気を感じるのは以下の3組くらいだろうか?
もしこれに付け加えるなら、スリラーバークで登場したリューマとかも一応カウントできるかも!
この3組を眺めていると色々と思うことがある。
特にゾロ&サンジに関しては、バロックワークスのMr1・Mr2と「良いライバル」だったのが印象的かもしれないね!
ゾロはダズ・ボーネスがいなかったら、あの時点で「鉄を斬る技術」を習得することは出来なかったと思う。
また、サンジもボンちゃんとそれなりに正々堂々とした戦いっぷりを演じてみせたと感じた。
思えばバロックワークス編は麦わらの一味にとって「最初の大きな難関」だったと思うし、この時のライバル関係は今後も継続していきそうな気がするかな!
彼らのような「実力を認めあった仲」みたいな関係は見ていて清々しいから個人的にはかなり好き。
「ライバルの形」はひとつじゃないと思うけど、特にこういう関係は好感度も高いし、つい再登場を期待したくなってしまう!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!