絶対にやってはいけない錬金術の禁忌“人体錬成”。
今回はコレに失敗した人物と、何故失敗したのか?といった点について掘り下げえてみようと思うぞ!
それぞれが大切なものを失っていて…痛い!!
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人体錬成に失敗したキャラ考察&失敗する理由とは?
まずピックアップしたいのは、アメストリス軍大佐で炎の錬金術師、ロイ・マスタングだ!
彼は強引に人体錬成の錬成陣に引きこまれ、その視力を奪われてしまった!
鋼の錬金術師25巻より引用 ロイ・マスタングは視力を奪われた!
バトワンとしては“人体錬成を行った術者の能力に比例して対価が決まる”と思っているんだ。
マスタングに関してはプライドによって強制的に人体練成をさせられたため、その能力をフルに発揮していなかったものと考えられる。
“未来を見据える力”を持っているロイ・マスタングであれば、本来は“目玉”と“脳”の両方を持って行かれてしかるべきだと思うんだけど、視力だけで済んだのはこれが影響しているんじゃないかな?
イズミ・カーティス
イズミに関しては、息子を錬成するために人体錬成をしてしまった。
彼女は子供を求めて錬成したため、その対価として“内蔵”を持って行かれてしまっている!
鋼の錬金術師キャラクターガイドより引用 イズミ・カーティスの外見表現はこんな感じだった!
イズミさんはエドやアルと比較して錬金術の力も上だと考えられるけど、1人で錬成を行ったわけで“人体錬成の対価を計る基準”として考えやすいケースなんじゃないかな。
人体錬成によって内蔵をガッツリ持っていかれたのは、イズミさんの能力が高かったうえ全力で錬成したからだと思う。
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エドワード&アルフォンス
で、最後にこの2人。
この2人は上記のイズミさんと比較して術の能力は低いっぽいけど、それでも2人とも錬金術の天才少年。
2人が力を合わせたときの錬成力は、イズミさんを上回るのかもしれない。
鋼の錬金術師キャラクターガイドより引用 アルフォンスの外見はこんな感じ、鎧に辛うじて魂を留めている。
アルフォンス+エドワードの2人ぶんの能力で挑戦した人体錬成。
しかし、2人ぶんで行ったからこそ、反動がデカかったようにみえるよね。
アルフォンスの身体全てと、エドの片足(エドの手はアルォンスの魂を定着させた代償)。
これは他のキャラクターと比較して、最も強烈な持って行かれ方だと思う。
これらを踏まえて、人体錬成が失敗する理由を考えてみよう!
人体錬成が失敗する理由
人体錬成を行った際に起こることをピックアップしてみよう。
ざっくり挙げるとこんな感じだと思う。
- とんでもない対価を支払う必要がある
- 成功せず、失敗物が生まれる
まず、①の対価の“重み”に関しては、術者の錬金術の能力に比例すると考えるのが妥当。
術者の能力が高ければ高いほど、ガッツリ持っていかれるのだろう。
そして“質”に関しては、願いに影響していると考えられる。
人体錬成を行うと“術者が望むもの”を持っていかれることが、作中でも明らかになっているわけだね。
鋼の錬金術師25巻より引用 人体錬成で生まれる失敗物!
失敗物は上記のような感じで、グロテスクな謎の肉塊だ。
で、これになってしまう理由は端的に表現すると“魂とか精神を錬成できないから”だと考えられる。
肉体は一応上記のような肉塊として再現できているものの、あくまでこの組成式は物質を生み出すもの。
対して、魂や霊魂といった“精神に属するもの”は錬成できないんじゃないかな。
で、ここにおそらく失敗する理由があるんだと思う。
精神は等価交換に適さない!
そもそも万物の法則として“精神は等価交換に適さない”という万物の法則があるのではないだろうか!
記憶や思い出、命と等価交換できるものなんて存在しない。
だからこそ、命あるものを錬成すると必ず失敗するし、対価も払えない。
強く望めば望むほど術の効力は大きくなるだろうし、対価ばかりが増えていく。
これが人体錬成失敗の法則なんじゃないかなと、バトワンは考えてたりするところだ!
とはいえまだまだ奥が深い鋼の錬金術師。
時間がある時にまとめて一気に読み返したくてたまらない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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