【ワンピース】3D2Yに代表される「メッセージ」4選考察、届けこの想い!

感動シーン…と一言に言ってしまえばあまりに陳腐。

芸術っていうのは表面化しているわかりやすい部分だけではなく、もう少し深い部分にこそ“本当の美しさ”があると思う!

“美は細部に宿る”っていうけどまさにこれだね!

今回はバトワンなりに“メッセージ”というフレーズにスポットライトを当てつつ、4つのシーンを考察してみたい!

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3D2Yに代表される「メッセージ」4選考察、届け想い!

まず最初にピックアップしたいのは以下。

ルフィから世界に散らばる仲間たちへと向けた“3D2Y”のメッセージだ!

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ワンピース60巻より引用 3D2Yのメッセージ!

表面上は“16点鐘”と呼ばれる水葬の儀を行うのと同時に“ひとつの時代の終わりと、新たな時代の始まりを告げる宣言”を世界に伝えることになった。

でもこの中には“仲間たちにだけ届くメッセージ”が隠されていたんだ!

3D2Y。

3daysを訂正し、2yearsへ。

3日後にシャボンディで集結する約束だったけど、それを訂正して2年後に変更した。

このメッセージは二重三重の意味を兼ね備えていて、かなり奥深い表現だと思う!

ビビへ届けた仲間の証!

そして、次にピックアップしたいのは以下のカットだ。

仲間であることを叫ぼうとしたルフィを制止して、無言で高く掲げられた拳。

そこにはビビに“オレたちは仲間だ”と伝える以上に深いメッセージが隠されていると思う!

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ワンピース60巻より引用 無言でも心は伝わる!

「オレたちは仲間だ!」なんて言葉にするのは簡単だ。

でも、その言葉に責任を持てる人はごくわずか。

しかしルフィ達はその約束をしっかりと果たし、結果的にアラバスタを救ってみせた。

口先で“仲間だ”なんて叫ぶ以上の価値が、突き上げられた拳には込められていると思う!

“真実”の中には、言葉にすることによって輪郭がボヤけてしまうものだって存在するんだ。

しかし、彼らによってしっかりと握られた拳にはビビと共に泣き、共に笑いあった航海の日々を“握りしめて絶対に離さない!”という確固たる意思が込められているように感じる!

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ラブーンへのメッセージ!

次に触れてみたいメッセージは以下。

ルンバー海賊団からラブーンへと届けるためにブルックが預かっているトーンダイヤルだ。

彼らがラブーンに込めて歌った生前の歌声。

それは温かい記憶に満ちあふれている!

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ワンピース50巻より引用 ルンバー海賊団からラブーンへのメッセージ!

ルンバー海賊団は壊滅したけど、彼らが帰ってくることを待っているんだラブーンは。

大切な人に忘れられる苦しみを味わった人もいる。

忘れられているんじゃないか?という不安を抱く人だっているだろう。

そんな離れ離れの不安の中、トーンダイヤルを通してでも「覚えているよ」と伝えることは、真の意味で“愛を伝える行為”だといえるかもしれない!

いや、もはや“愛”という言葉では表現が不十分な気さえしてしまうところだ。

覚えていてもらえること、覚えていられること。

ラブーンはこれを聞いた時、何を思うのだろう?

黄金の鐘を鳴らせ!

少しセンチメンタルなやつもあったから、最後は“スカッと爽快”に終わろうと思う!

最後にピックアップしたいのは、空島の鐘を通して届けられたルフィからのメッセージだ!

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ワンピース60巻より引用 黄金の鐘をあったことを力いっぱい告げる!

海に潜り続け黄金郷を探し続けたモンブラン・クリケットへ送られたメッセージ。

クリケットは“モンキー・D・ルフィ”というフィルターを通して、自分の夢を叶えることができたんだ!

この時の喜びと衝撃は、きっと細胞の一つ一つがブルブルと震えだすほどの感動だったことだろう!

そういった意味では、クリケットもまた“ルフィと共に冒険をした仲間”の一人にカウントできるだろうね!

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