落とし前戦争に勝利することによって四皇の座を確固たるものにした黒ひげマーシャル・D・ティーチ。
今回は彼にまつわる「ゾオン系・ケルベロスの能力説」を中心に、再考察・再解釈をしていみたいと思う!
すでに有名な噂話ではあるんだけども、現在の視点で確認すれば、また違う見え方がしてくるかもしれない!
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黒ひげケルベロス説についての再考察・再解釈!
黒ひげは「悪魔の実の能力を復数保有できる」という、驚異的な特性を持っている。
これが「黒ひげ=ケルベロスの能力説」のベース・根幹となり、これまで登場した様々なシーンが補強として取り巻いている…といった感じだ!
ワンピース61巻より引用 黒ひげは異形の身体を持っているからこそ、復数の能力を得ることに成功しているとのこと!
この「異形の身体」が何を意味しているのかはまだ明らかになっていないけど、その正体が“ゾオン系幻獣種・イヌイヌの実モデル・ケルベロス”である可能性は捨てきれないと思う。
古く有名な噂話ではあるんだけど、現在まで仮説として機能しているというのは凄いことだ!
ちなみに以下は比較的最新(2017年6月)の考察なんだけど、これを持ってしてもケルベロス説は裏付けられている点に注目したい!
◯【ワンピース】悪魔の実は脳味噌に宿る、ソルソル継承を踏まえての再解釈&疑問点!
悪魔の実が脳みそに宿るならば、3つの首を持つ地獄の魔犬・ケルベロスは、悪魔の実の複数持ちを行うのに相応しい、格好の媒体。
上記の考察は、今後の黒ひげの抱える“能力の複数持ち”という問題と重要な相関関係を持っているような気がする!
ちなみにケルベロスっていうのは以下ね!
ウィキペディアより引用 ケルベロスの彫像はこんな感じ
伝承によると、ケルベロスは冥府の入り口を守護する番犬で三つの頭を持つ犬の魔物。
冥界から逃げ出そうとする亡者を捕らえて食らう、まさに番犬の役割を担う存在なんだそうだ。
また、3つの頭が交代で眠るが、音楽を聴くと全ての頭が眠ってしまう…というちょっと特殊な側面も持っている点が印象的。(甘いもの好きな一面も持っている)
伝承によっては竜の尾と蛇のたてがみを持っていたり、飛び散った唾液から猛毒植物であるトリカブトを発生させたり、とにかく恐ろしい怪物…といった感じだね!
この伝承を確認する限り、表現としてはこれまでの黒ひげの振る舞いとドンピシャで一致する部分が多いと思う!
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黒ひげの存在と、入れ替わる歯の位置の謎について!
黒ひげには多くの謎がつきまとっているわけだけど、その中でも最も有名なのが以下「歯の位置の謎」だと思う。
バナロ島で決闘した時の黒ひげと、インペルダウンを脱獄した時の黒ひげは明らかに歯の位置が違う点を今一度確認しておきたい!
これからのシナリオの中で、ティーチとは嫌でも衝突しないといけないタイミングが来るはずだから、出来る限り多くの仮説を用意して、考察の反射神経を高めておきたいところだね!
ワンピース46巻より引用 46巻の黒ひげ。見るからに歯が抜けている。
もっとも強く確認すべきは上記のカット、46巻(バナロ島)では黒ひげの歯が数本抜けているのに対して、59巻(インペルダウン)ではすべて生えそろっている様子。
この違いについては“最も強く覚えておかなくてはならないポイント”のひとつで、いつどこで何とバチバチっとつながってくるかわからない重要な部分だと思う!
バトワンの感覚としては「黒ひげ=ケルベロスの能力者」という説は好きだから、今後この伏線が回収される日を楽しみにしたい!
ワンピース59巻より引用 59巻での黒ひげ。インペルダウンでの様子!
なお、昔の考察力じゃ追い付けなかったけど、今になって思うこともある。
ケルベロスの能力を使って黒ひげが“表面化している顔”を変えられるとするならば、上記2枚の“大事な場面”では、それなりの意図があって其々の顔を選んだように思えるところだ。
頂上戦争編の黒ひげの歯の位置は結構“判定がシビアな感じ”だったからここでは割愛するけど、仮に黒ひげがケルベロスの能力者だったとしたら、状況によって顔を使い分けていることは疑いの余地が無さそうだ!
悪魔の実の能力者とのタイマンではヤミヤミを、対集団ではグラグラを。
インペルダウンのように“船長の威厳・風格”を示すべき時は本当の顔を…といった具合に使い分けているんじゃないだろうか?
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ケルベロス説の補強について!
今回のページでは主に「悪魔の実が脳みそに宿る」という過去の考察を主軸に据え、ケルベロスの能力を追ってきた。
で、このページの締めくくりとして、ケルベロス説におけるその他の補強&バトワンの解釈についても以下で触れておきたいと思うよ!
まず最初に触れてみたいのは以下のカット!
ワンピース45巻より引用 黒ひげが人の倍の人生を歩んでいる?
エースが語っていた「黒ひげは人の倍の人生を歩んでいる」というフレーズ。
これは上記で記したケルベロスの「3つの頭が交代で眠る」という要素を補強している。
だとすれば黒ひげはずっと眠らずに行動できるわけで、非常に理にかなったポイントとなってくるだろう!
ちなみにこの“眠らない”という要素は、黒ひげの側面のひとつである“闇”とも絡んでいるようで少し感慨深い!
で、次に触れてみたいのは以下についてだ!
ワンピース24巻より引用 黒ひげは甘いものがお好き?
上記はモックタウンにてルフィとしていたやりとりだね!
黒ひげはチェリーパイのような“甘い食べもの”がお好きのようだ。
これもまたケルベロスの特性のひとつと偶然にも共通してくる感じだよね!
はたしてこれらの要素はあくまで、偶然と偶然がつみかさなった“だけ”のモノなんだろうか?気になる!!
で、ラストは以下のカットに触れてシメとしたいと思う!
ワンピース45巻より引用 シャンクスに付けられた傷跡!
最後に触れたいのはシャンクスに付けられた傷跡だ。
この傷跡はまさに魔犬にひっかかれたような、鉤爪のような傷跡。
普通にひっかく系の武器でつけられた傷…って可能性もあると思うけど、ここまで要素が重なってくると、こちらも絡めて考えたくなってしまうものだ!
ひとつひとつの要素は“小さな偶然”に過ぎなくとも、それが重なれば「そんな偶然ってある?」みたいになることがある。
今回の黒ひげのケースは、特にそういう要素が散りばめられまくっているような気がするなぁ!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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