【ワンピース】ワノ国編「承（しょう）」のフェイズ開幕、シナリオは深みを増していく！ | バトワン！

今回の921話ではいくつも大切なことが描かれたと思う。

ひとつひとつの情報が持つ意味合いがこれまでの「起のフェイズ（仮）」と比較して圧倒的に濃いことを感じ取ったファンも多かったんじゃないだろうか？

以下、今回汲み取られた新情報についての最新の解釈に触れていきたい！

まずはカイドウの正体が龍だったことについて触れないといけないと思う。

黒雲を割って現れ天空を覆い、まさに龍神のようにその存在感を発揮したカイドウ。

「カイドウ＝竜の能力者」というのはパンクハザード編から引き継がれてきた考え方のひとつ。

これがついに現実化したことになるわけだね！

詳しくは以下の考察で触れているので参考にしてほしいと思うよ！

ワンピース921話より引用　

現状では上記カットを見たところでまだ戦ってもいないし、強い・強くないを判断する材料としては極めて情報が少ない段階にあるといえると思う。

しかし前々からある程度予感されていたひとつとはいえ、実際に竜が描かれて見ると…その迫力がいかに凄まじいことか！！

今回のカイドウの表現は「考察が当たる・当たらないはわりと些細なこと」という事実を見せつけられたような気分がした（もちろん良い意味でね！）かも！

また余談なんだけど、Twitterのフォロワーさんから「カイドウ＝ヒトヒトの実を食べた竜（ドラゴン）説についてどう思いますか？」いう質問を頂いたのでここで個人的なアンサーを。

この考え方に関しては確かに逆転の発想だし、その考え方自体を否定するつもりはないんだけど、今の段階では「ひとつの説」として提唱するのはバトワンとしては勇気がいるかな？…といった印象。

ワンピース世界で“竜”は伝説の生き物とされている様子だし、人間が悪魔の実を食べたケースと並列して考えると、可能性としてはかなり薄いと見たほうが遥かにナチュラルなんじゃないかな？

たしかにドラゴンは過去に存在はしていた形跡はあるっぽいけど、やはり現存する個体数の兼ね合いを考慮すると、ヒトヒトの実を食べた竜…というのは、強く主張するのは難しい段階だといえると思う。

ただしこれは悪魔の証明のようなもので、逆にカイドウがヒトヒトの実を食べた竜ではないことを証明することもまた難しいテーマ。
※補足：悪魔の証明…（ある事実・現象が「全くない（なかった）」というような、証明することが非常に困難な命題を証明すること）

奇抜な考え方なので注目を集めることは出来そうだけど、今のバトワンには少し踏み込みにくい部分かも！

また以降の展開では、酒天丸の存在もこれから大きくなってきそうな印象が強い。

というのも、彼に関してはその人物像＆外見の両側面から、アシュラ童子と同一人物orかなり近い縁のある者（親子とか）である可能性が高まってきていると思う。

光月おでん様の伝説は錦えもんの口からすでに一通り語られたわけだけど、それはあくまで臣下としてのバイアスのかかった「君主・光月おでん」の像にすぎない。

もし「酒天丸＝アシュラ童子」なのであれば、彼と渡り合った悪党の親玉からの目線で、光月おでんという豪傑が語られてくる可能性があると思う！

意見を聞く時は色々な角度から聞かないと真実はわかりにくい…というけど、光月おでん様を“親愛なる君主”として見ている者以外からの意見も聞いてみたいところだ！

ワンピース921話より引用　酒天丸からみたおでん様像も知りたいところだよね！

2人のかつての決闘を思うと空島編、ノーランドとカルガラのエピソードを連想する。

もしかしたらあの時のように、光月おでん様vsアシュラ童子の世紀の大決闘が、怪僧としてガッツリ描かれてくる可能性もあるかも知れないね！

また付け加えると、黒炭オロチや百獣のカイドウから見たおでん様像もけっこう気になったりしてしまうところ。

たとえばカイドウは「お前の父はバカ殿だ…」などと言ってたけれども、これも単純におでん様をなじる言葉ではなく、なんか他の意味があった可能性を視野に入れていきたいところ。

黒炭オロチは（子供たちに光月一族＝悪の化身みたいな価値観を植え付ける教育体制を敷いていたことから）、きっと光月一族を相当に恐れていたであろうことが予想できるね！

これまでの「起のフェイズ」ではシンプルな展開が非常に多かった印象だけど、これからの「承のフェイズ」ではさらに物語が掘り下げられ、多角的かつ立体的になっていくような気がするところだ！！

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