【ワンピース】ワノ国編とWCI編の大きな雰囲気の違いについて!

ワノ国編も少しづつ展開し、最も重要な「対カイドウ戦」へのキッカケが描かれようとしている状況。

今にも博羅町の戦いがスタートしそうなところだけど、戦いが本格化する前にワノ国編とWCI編の雰囲気の違いについて触れていきたいと思うよ!

和風と洋風…とかそういうことじゃなくて、もう一歩踏み込んだ部分についてバトワンなりに考えていければ!

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ワノ国編とWCI編の大きな雰囲気の違いについて!

ついに少しづつ全貌を表し始めたワノ国の物語。

今回のシナリオに関してはまだ始まったばかりだけど、WCI編と比較して“決定的な違い”があると思う。

バトワンが感じる最も大きなポイントとしては、やはり「感情・心理描写のボリューム」というところが大きいかな!

WCI編の導入部分はサンジの苦悩・葛藤を中心に心理の動きが繊細に描かれ、結婚式を中心にシナリオは折返し、迫力のバトルシーンへと移行していった。

心理的&感情的な動きが多かったWCI編前半は、サンジの苦悩を追体験するようなエピソードだったと思う!

844サンジ4
ワンピース844話より引用 WCI前半はサンジの苦悩を追体験するようなエピソードだったと思う!

また、最終盤にはプリンちゃんの悲しく健気な失恋も描かれて、多くの読者の感情を揺さぶったことと思う。

アリスの国に迷い込んだようなメルヘンな世界観だったこともさることながら、こういう人間ドラマがあったから“こそ”、WCI編は盛り上がったと言えるんじゃないかな!

逆をいうと、同じ舞台でもただ単純にバトルを繰り返すだけでれば、あの時ほどの感動はもたらされなかったように感じる!

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これからのワノ国編について思うこと!

では、今度はワノ国に視点を当てて思いを馳せていきたい。

WCI編はちょい前のゾウ編から「サンジの葛藤」を引き連れてのシナリオスタートだったため、早い段階から感情移入が出来るという特徴があった。

対して今回のワノ国編は完全にリセット、いうなれば「仕切り直し」からの出だしとなったのが印象的だったね!

また、現在のところ苦悩や葛藤よりも以下のような「迫力バトル」に主体が置かれているように思える!


ワンピース913話より引用 現在のところ苦悩や葛藤よりも迫力バトルのほうが多い気がする!

もちろんこれはこれで面白いんだけれども、まだ人間関係&感情移入がガッチリ固まった状態ではないバトル突入なので、現状はまだ「小競り合い」が繰り返されている…といった感じ。

ワンピースの醍醐味には「信念の違いによる譲れない衝突」みたいな部分があると思うんだけど、今のところはまだそういう描写はない感じだ。

おそらくながら、これから先に登場する「まだ見えていない敵」との戦いに、そういった要素が絡められてくる感じなんじゃないかな!

例えば“キッドが三人の災害の1人を撃破して幹部になった”みたいな追加情報でも出てくれば、キッドvsルフィの戦いは熱いものになってくる予感がする!

またWCI編がサンジ編であったのと同様に、ワノ国編はゾロ編としてその人物像が掘り下げられてくるフェイズになってくるのは疑いの余地がないところ。

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はるか昔の“約束の行方”とかも気になるところだし、この辺りのポイントもワノ国編中盤あたりに盛り込まれてくるに違いない!

こういった点を踏まえると、心理の動きを主体にスタートダッシュが描かれたWCI編と比較して、ワノ国はバトル展開を主体にしながらスタートし、徐々に人間関係のドラマに移行していく…みたいな流れになると読んでいくのが妥当なところかな!

今のところ百獣海賊団には強い信念を感じさせるようなライバルはいないように思えるから、個人的にはキッドやドレークの再登場、または“災害”にカウントされる新キャラの登場に期待したい!

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