「科学は戦争で進歩する」と断言したジャッジ。
今回はこの台詞について取り上げ、少し考えてみたいと思う!
これまでどのような道を、人類は歩いてきたのだろう?
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科学は戦争で進歩する、人類の歩みと闘争の世界について。
この台詞がどういう意味で放たれたんだろうか?
バトワンは文章書きまくってるからわかるんだけど“言葉”というものは、その人の経験や人間性を現すものだと思うんだ。
だから、当然だけど“思いつきもしないこと”は発言できない。
やっぱこの言葉を放ったジャッジの脳裏には、それなりの理由があると思うんだよね。
ワンピース833話より引用 科学は戦争で進歩すると断言したジャッジ
戦争屋として長い時間を過ごしてきたヴィンスモーク・ジャッジ。
かなりの武闘派に見える彼だけど、彼も彼なりに悩み・苦しみを乗り越えて来たはずだ。
そして、その結果が今の人間性なんだと思うんだよね。
思えば現実世界でも、人間は様々な兵器を発明してきた。
それらは人類に大きな恵みを与えてくれたけど、反面多くの争いにも利用されてきたんだ。
- 石器の発明…狩りや料理に使えた反面、人を襲うこともできた
- 火の使用…暖を取ったり照明としても使えた反面、住居を焼き払ったりもできた
- 青銅器や鉄の発見…あらゆる生活に大きく役立ったけど、危険な刀などの武器にもなった
- 火薬の発見…鉄などの採掘が楽になったりしたけど、重火器や大砲なども生み出してしまった
- 核の開発…原発などによって発電効率はアップしたけど、核爆弾の脅威を生み出した
パッと思いつく感じでもこれくらいはあるのかな?
まだまだ他にもあると思う。
新しい技術が生まれれば、同時に“光と影”が生まれるようになっているんだね、少なくとも人間社会は。
光の部分だけをすくい取る事ができれば良いんだけど、ジャッジはそれが“不可能だ”と判断しているんだろう。
だからこそこのような結論になっているような気がしないでもない。
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ワンピース世界の色々な科学技術!
ワンピース世界には、すでに様々な科学技術が存在している。
ジェルマが操っている“血統因子”とかもそうだし、シーザーが絡んでいた“人造悪魔の実”だってそうだ。
他にも色々あるわけだけど、以下では2つの“科学技術の利用方法”について考えてみよう!
まずは以下、海軍本部の軍艦についてだ!
ワンピース70巻より引用 海軍本部の船はカームベルトを抜けることが出来る!
海軍本部の船はカームベルトを抜けることが出来る。
これは本当に大きなメリットだよね。
軍艦というくらいだから結局は争いが起こるんだろうけれども、この技術が確立されたことで安心する市民も多いに違いない!
空島のウェザーエッグ!
次に触れてみたいのは、ナミが操っていた空島の天候科学だ!
これはウソップがクリマタクトに装置を取り込んでくれることによって実現した!
麦わらの一味が使用しているから爽やかだけど、いちおう“兵器としての利用”だね!
ワンピース70巻より引用 雷雲を起こすウェザリアの天候科学!
うーん、こうやって見ていくと「戦争で科学は進歩する」という発言にもある種の真理があるように思えてくる。
科学が発展すればするほど生活は便利になるんだろうけど、科学が発展すればするほど同時に危険も膨らんでいく。
もちろん“扱う人間”が平和的な使用しか行わなければ良いと思うんだけど、そうはいかない…っていうのが世の常なのかな?
ならばいっそのこと、科学技術なんてない方が実は人間は幸せだったり?
正直このあたりの結論を出してしまうのはバトワンには少し荷が重すぎる気がするから、それぞれの胸の内で考えてみてほしい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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