強くなった主人公に誰もついていけなくなり、他のキャラクターが相対的に弱体化する。
これがバトル漫画の最終盤にて起こることが多いパワーインフレであり、多くのジャンプ漫画で繰り返されていたことだ。
これまでのワンピースはそれをうまく回避してきたんだけど、おそらく尾田先生は「決め」の問題で、ついにパワーインフレを起こしにきている感じがするね!
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988話ネタバレ確定感想&考察、インフレ開始の兆し![→989話]
ということで以下、988話を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたい!
まず最初にピックアップするのが以下のカット。
満月の夜に超強化されるミンク族だけれども、ついに多くのキャラがスーロン化しはじめた。
これはすなわち「スーロンのバーゲンセール」につながっているといえるだろう!
ワンピース988話より引用 スーロンのバーゲンセールが開始された印象!
WCI編ではあれだけ幻想的で特別に感じたキャロットのスーロンも、こうなってしまうと見え方が変わってくる。
そして彼らミンク族があっさりと、そして次々にスーロンになっていくところをみると、きっと戦力は“そういう範囲”になってくることだろう。
高く見積もって、大看板や飛び六砲と戦ったと仮定して、複数人で1人を封じるくらい…といった流れが自然な運びになってきた気がするかな!
少なくとも単体で大看板と戦えるスーロンは、イヌネコを除けばいなさそうな気がする!
で、次にチェックしていきたいのは以下のカット!
ワンピース988話より引用 サンジが命乞いに近い振る舞いを?
上記のカット周辺のカットは少しびっくりした内容で、サンジがキングに「やめろ」と頼み込んでいる感じ。
命乞いとはまた少し違うけど「助けて感」が垣間見える展開となった。
WCI編で見せたサンジの人物像からは少し想像できない振る舞いだったように思えたかな!
ただ、これがキングを油断させるための芝居の可能性もあるので、そこは忘れずにいたい!
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ビッグマムの実力はいかに?
で、後半で示されたのはビッグマムとのやりとり。
ビッグマムはさすが!といえるほどの実力を発揮していたと思う。
以下の威国とかはやはり目をみはるほどの迫力で、壁に風穴を開けていたね!
ワンピース988話より引用 壁に風穴を開けていた威国!
しかしながら、ビッグマムに関してもややインフレの波が押し寄せてきている印象。
ワノ国編に突入してから全体的に弱まっている気がする彼女だけど、今回は以下。
フランキー&ブルックの突撃によって、まぁまぁのけぞっていた感じ!
以前のビッグマムであれば、むしろフランキーやブルックのほうが吹っ飛ばされてもおかしくなかっただろうに、このシーンは興味深かった!
ワンピース988話より引用 むしろフランキーやブルックのほうが吹っ飛ばされてもおかしくなかっただろうに!
ということで、今回はスーロン、サンジ、ビッグマムの3要素から弱体化してきた印象が与えられた1話となった。
これならルフィ抜きでも他のメンバーが寄ってたかって攻撃すればビッグマムは倒せそうだね!
しかし反面、これまで工夫や相性でなんとか格上に対抗してきたルフィら麦わらの一味の立ち回りと比較すると、少し寂しい印象を受けたのもたしか。
百獣海賊団の大看板もワノ国編前半にてヘッポコ揃いの印象がついてしまったし、赤鞘の面々も内面的に問題アリのキャラが多い。
これからの展開は全体的に「サブキャラがごちゃごちゃお祭りバトルを繰り返しながら、結局はルフィvsカイドウの破格対決」みたいな決着になってきそうな印象をうけた1話だったかな!
相手がゾオン系ってことで紛れの要素も少ないし、パワーvsパワーの勝負になってくるものとして、以降の楽しみ方を意識していきたい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!