前回に引き続き、好調な流れが続く約束のネバーランド。
今回の142話ではユリウス・ラートリーの決断について描かれることになった。
彼はまさに英雄のような出で立ちの男だったけど、最後は味方を裏切ることになったね…。
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142話ネタバレ確定感想&考察、ユリウス・ラートリーの決断![→143話]
ユリウスの心を案じるその仲間たち。
彼らはユリウスの疲弊した心を思いやり、ゆえに“妥協策”に乗らないという判断を下した。
以下のカットはまさに“家族”といった雰囲気で、エマ・レイ・ノーマン達のチームにも近い雰囲気を感じたかも?
約束のネバーランド142話より引用 ユリウスの心を案じるその仲間たち!
しかしそんな彼らの対応は、ユリウスの判断によって裏切られてしまうことになった。
それがまさに以下のカット。
彼の心は想像以上に戦に蝕まれており、その結果。家族のような仲間たちが「最初の犠牲者」となってしまった。
これは相当に衝撃的な精神描写!
約束のネバーランド142話より引用 家族のような仲間たちが「最初の犠牲者」となってしまった。
ここで即座にこの判断がくだせたということは、ユリウスは仲間たちに賛同を得られないであろうことを理解していたのだと思う。
そのうえで鬼とあらかじめ密談をし、この結果を導き出した。
これはいうなれば「ノーマンがエマやレイを売るようなもの」であり、よくない妄想に絡め取られそうになってしまう!
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エマの望む未来と、その対価は何になる?
今回の142話では、ユリウスが結んだ約束についても明かされることになった。
彼らは食用人類を生み出すことにともなって、世界を2つに分けるべく提案をした感じ。
これによってユリウスは「約束の番人」的な役割を担わされることになってしまった。
そして今回のエマが要求した約束は、その時の約束をさらに上回るもの!
約束のネバーランド142話より引用 そして今回のエマが要求した約束は、当時の約束をさらに上回るもの!
エマの持ち出した約束は、ユリウスの約束と組み合わせると「鬼から人間という食料を全て取り上げたい!」というような意味になってくる。
「こちらの大切なもの」を差し出すべく提案してくるであろう相手に対し、この願いを持ち出すのは相当に危険なことだ。
さて、どうなるだろうね?
少し前に示されたように「エマの脳」を欲するくらいならばまだ優しいほう。
もしバトワンが相手の立場だったら「エマのクローンを永劫に大量生産し続けること」と、それに加えて「エマ自身にクローンの教育(脳の養育)をさせること」の2点を要求するかな?
いや、あるいは「同じだけの人間を、人間の世界から鬼の世界へと移動させる。その選別をエマに任せる」とかもありえるかも。
エマも一応は食用児(元・食用児とも解釈できる)だけれども、約束を持ち出した張本人でもあることから、ユリウスのように特別な役割を与えられる可能性は低くないはず。
そのことを踏まえると、今回のラストである「その望み、叶えてあげる」のコマの恐ろしさに戦慄が走るというものだ!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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