さて、活動ペース復旧からかつての通りコツコツと考察記事を充実させていこうと思っているバトワンなんだけど、ここ最近のワノ国編はとても面白くて話題に困らない。
まず今回は以下、カイドウの語った「窮地ほど笑い、笑うほどに…」について触れていこう!
これに関しては、誰でも思いつくシンプルなワードが当て込まれるわけだけど、あえて伏せてあるあたりがさすがだよね!
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心理考察:窮地ほど笑い、笑うほどに強くなる…!
今回ピックアップするのは以下のカット、
ここでカイドウは「窮地ほど笑い、笑うほどに…」と、意味深なフレーズを口にしていいる。
ここで注目すべき言葉選びは「ほどに」であり、これは「徐々に変化して行く様子」を示す言葉だ。
戦いの場において、ルフィについて起こっている“徐々に変化していく様子”といえば、もう“戦闘能力のアップ”以外は考えにくいだろう!
ワンピース908話より引用 徐々に変化して行く様子を示す言葉!
窮地になればなるほどに、笑顔を浮かべるフィという男。
笑顔にも色々な種類があると思うんだけど、この場合のルフィの笑顔は「恐怖を打ち消す笑顔」ではないと考えるのが妥当。
純粋に戦いを楽しんでいる、強い相手とぶつかることに興奮を覚えている。そういう類の笑顔だろう。
そのことを踏まえると、性格的にルフィも“戦いに燃えるタイプ”であることが、あらためてわかるところだよね!
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誰かを思い返している…とすれば?
次にチェックしたいのは以下のカット。
ここではカイドウの言葉の取捨選択が興味深いところ!
この文脈であれば、カイドウは「窮地ほど笑い、笑うほどに強くなる」と口にしたはずだ。これは間違いない。
にもかかわらず、その一部が「…」となっており、あえて言葉にしていないことがわかる。
このことから、カイドウは「強くなる」というワードを言いたくなかったはずだ。
ここでそのように振る舞うのなら、その言葉を言いたくないと思った根拠があるはず。
根拠が生じるということは、そこに紐付けられた記憶があり、それがカイドウの行動に反映されているとみるべきだろう!
ワンピース908話より引用 誰かを思い返している…とすればロジャーやシャンクスが有力か!
この状況でカイドウがその言葉を口にしたくなかったとするならば、過去に戦った誰かとルフィを重ねていると考えるのが最もナチュラル。
ルフィと同じように「窮地ほど笑い、笑うほど強くなる」という特性を持っていそうなのは、バトワンの思いつく限りではロジャー、シャンクスあたりだろうか。
カイドウならばこれら2人のどちらとも手合わせしたことがあると思うし、考えられる範囲だよね!
ほんのちょっとした数コマに込められた様々なエピソード。
これらのことを思うと、いかに物語が細部までよく組み立てたられているかがよくあわかるというものだ!!
この背景が種明かしされてくるかはまだ不明だけど、以降の展開でも楽しみにおっていきたい!
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