クザンを船長にスカウトした黒ひげ。
今回は彼の海賊観について触れていこう!
黒ひげじたいもある意味ではカリスマ性を持つ人物だが、さらにその考え方そのものにも強いリーダーシップがあるね!
【スポンサーリンク】
利害の一致、黒ひげの海賊観について!
黒ひげがクザンを船長にスカウトしたシーンは以下。
かつて敵であったクザンに対しこの言葉がかけられるというのはなかなかに凄いことだと思う。
それこそ“黒ひげの器の大きさ”を示しているシーンだと言える気がするかな!
世の中にいろいろな正義がある中、黒ひげの正義について主張するシーン。
たしかにこのように誘われれば、それは傷ついたクザンにとって魅力的かもしれないよね!
ワンピース1081話より引用 たしかにこのように誘われれば、それは傷ついたクザンにとって魅力的かもしれないよね!
黒ひげの魅力は器の大きさだけではなく。
以下のカットで語られた“海賊観、価値観”といった点もあるだろう。
たしかに海賊は仲良し軍団ではないもんね。これは大人の考え方だ。
ここはルフィたちのチームワークとは因果関係が逆になっていて面白い!
ワンピース1081話より引用 ルフィたちのチームワークとは因果関係が逆になっていて面白い!
ルフィたちはまず最初に“仲間”があって、そんな仲間たちが自分の役割をまっとうするために成長してきた…といった感じ。
対して黒ひげたちは“実力を持つものたちが集まり生まれたチームの中で、結果的にチームワークが生まれてる”という印象。
どちらが正しいとかはないと思うけど、黒ひげのほうが合理的だとは思ったかな!
【スポンサーリンク】
利害の一致による団結をどう見る?
そして今回彼の口から放たれた“利害の一致”という言葉。
これはある意味“個人主義”のことを指しているんだと思う。
「それぞれが自分のために頑張ることが、結果的にみんなのためにもなるだろ」というニュアンスであり、それも納得できる考え方だ。
しかしながら、ルフィたちは最初から“コミュニティ主義”って感じで「ひとりがみんなのために、みんなはひとりのために」を自然に実現している。
合理的なのは黒ひげだけど、精神的・道徳的な水準はルフィたちのほうが上だよね。
そういう意味では、この2海賊団は「個人主義vs集団主義」みたいな側面があるようにも感じたかな!
ワンピース1081話より引用 利害の一致による団結をどう見る?
ただしいかに黒ひげ海賊団が個人主義のチームだったとしても、個人主義&実力主義から生まれる信頼関係が存在するのもまた確か。
またワノ国編ではルフィの敗北を受けて一団はかなり困惑していた印象を受ける。
はたしてどちらが本当に強いチームワークを生み出すのか…。
あらたに明らかにされた黒ひげとルフィの大きな違いについて、これらの点も踏まえて観察していくとまた違った面白さが見えてくるかもしれないね!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!