当たり障りのないことを書くことは簡単だ。
しかしそういう過程の中で悪い意味で空気を読み、考えたことを飲み込んでしまってはよくないもの。
ということで今回は、錦えもんにまつわる違和感について触れていきたいと思うよ!
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錦えもんの芝居がかった振る舞い&ワノ国編の異例さについて!
ずっとワンピースを愛してきた人であればあるほど、なかなか口に出来ないこと。
今回の記事ではそういう内容に踏み込んでいると思う。
しかしバトワンは何が何でもワンピースを信仰する者ではないから、公平に意見を述べていきたい!
何はともあれ今回のワノ国編は特に「光月家の侍たちが全体的に芝居(演技)がかっている」という点は、多くの人が感じているはずだ。
常々しらじらしい振る舞いをする光月侍たち。
あえて主張するけれども、彼らはルフィたちが過去に共闘した誰よりも、魅力がない人物であるようにバトワンは思う。
ワンピース958話より引用 常々しらじらしい振る舞いをする光月侍、そしてその筆頭である錦えもん。
アラバスタの激闘、空島のロマン。堅牢なるインペルダウン侵入〜マリフォードの壮絶な戦い。エースの死。
2年後のシナリオではWCI編(サンジ編)で最大の盛り上がりを見せ、レヴェリーで人魚姫は「美しい世界」をその瞳に映した。
繰り広げられる激動のエピソードには常に「魅力的な登場人物」が存在していたんだ。
しかし今回の光月侍たちは色々な意味で、協力に値しない相手だと感じてしまうんだよね。
情緒不安定で自分勝手。
彼らは事あるごとに号泣し、悲劇を盾にしてルフィたちに協力を迫った。
しのぶはローに、河松はゾロに「信用ならぬ」といったスタンスを取り、今回はついに錦えもんまでも目を疑う行動を取った。
自分たちのためにワノ国に来てくれたルフィたちに対しその身を案じるでもなく「ルフィどこいったんじゃい!こっちは決戦なんだから協力しろや!」みたいな雰囲気を醸し出す錦えもん。
まず最初に相手を心配しろよ、侍。
そして本当にカイドウ&オロチを打倒したいのならば、通じないスマシに叫んで遊んでないで、いいかげん頭を回せ!
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ワンピースの物語の中でもっとも悪い滑り出しを感じること。
これまでのワンピースが最高に面白い作品だったことは紛れもない事実だ。
しかし「ワノ国」というこの土地に限っては(第一幕から第二幕の終幕までは少なくとも)、かなり残念な展開だったように思う。
第二幕が終幕してロックス&ロジャーの話題が登場した瞬間、一気に「最高のワンピース」が帰ってきたように思えたけど、ワノ国に視点が戻った瞬間また第一幕・第二幕と同じ調子に。
キャラクターが生身の人間のように考え、行動するこれまでのワンピースとはうってかわって、それぞれが「セリフと行動を割り当てられた、心ない操り人形」のような振る舞いを繰り返している現在の状況。
仮に「バナバナの実の昔話人間」みたいな能力者の存在によってワノ国の登場キャラクター全員が操られている…とかだったら納得は出来るけど、今そんな設定が出てきても“後付け”のように感じてしまうことだろう…。
ワンピース958話より引用 ワノ国編は全てが芝居がかっている!
あらゆるものが芝居がかっている異例の土地、ワノ国編。
鎖国国家とされているこの国だけれども、実際に「ワンピースという作品」から隔離された違和感だらけの土地…って感じがするのがバトワンの現在の感想だ。
もちろんバトワンはワンピースが大好きで、第1話連載時からずっとワクワクしながら読んできたし、この人生の傍らには常に尾田栄一郎という偉大なる作家の存在があった。
だから自分とワンピースは切っても切り離せない存在であり、そこに信頼と愛、強い感謝があることは紛れもない事実。
しかし、だからといってバトワンは「ワンピースを信仰・崇拝する」というのは違うと考えてるんだよね。
作品は常に自分の傍らにあるものであり、作品の傍らに自分を置いてはいけない。
ワノ国編における光月侍たちの振る舞いは今のところ残念極まりないものばかりだけど、どうにかこれを覆すストーリー展開を、早い段階で投入してほしいと心から願う…!!
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