ユウゴの壮絶な最後が描かれた前回の約束のネバーランド110話。
前回少し安心した状況から一転、今回はなかなかハードな展開に繋がることとなってしまった…!
ということで以下、約ネバ110話を読んでのバトワンなりの感想&考察を記していきたい思うよ!
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110話「すべきこと」ネタバレ確定感想&考察、生きていたアンドリュー![→111話]
前回の109話では主にエマがユウゴとルーカスを見殺しにしてしまったことについての葛藤を乗り越えるとこおろがメインテーマとなった。
エマは一足先に、しっかりと心理的な壁を越えれた様子だったけど、周りのメンバーはそうはいかなかったね…。
特にルーカスと長く暮らしてきたメンバーに関しては、その死を認めたくない気持ちで胸がいっぱいのようだった!
約束のネバーランド110話より引用 ルーカスらの死を認めたくない気持ちで胸がいっぱいのメンバーもいる!
状況を冷静に分析すれば、この状況で引き返してシェルターを見に行くのは無謀すぎる行為。
しかしGP脱出以降、連戦連勝というか「ほぼ犠牲を出さずに済んできた」みたいな経験を持っていることも相まって、ユウゴとルーカスを助けに動こうとする姿勢が、やや前のめりになっている感じがしたかも。
それに対してレイは(論理的には)冷静で、助けに行くことに強く反発。
ただ語気がかなり荒ぶっていた点を踏まえると、レイの心理にもなかなかのプレッシャーがかかっていたに違いない…!
おそらく以下の「無駄死に」というフレーズは、そういう心理の揺らぎが影響して、言葉の選び方を間違えてしまった…みたいな感じなんじゃないかな…?
約束のネバーランド110話より引用 頭は冷静なレイも、感情的にはやはり結構キているっぽいね…!
頭で理解していることと、心で理解していることは全くのベツモノ。
そんなこと誰しも理解しているはずなのに、わかっていても心のコントロールというのは難しいものだ。
あのクレバーなレイがこのような対応をしていることからも、状況の危険度が伝わってくるような気がする!
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皆の不安を払拭するためにやるべきことを見出すエマ!
争う必要もない場面において、亀裂が入ったかのように起こる言い合い。
これは誰しもがユウゴ&ルーカスの身を心から案じているからなんだろう。
以下のカットもそう、端々のメンバーの1人1人に至るまで、不安な面持ちと空気に支配されている雰囲気だった…!
約束のネバーランド110話より引用 皆の不安が伝わってくる場面!
上記カットはダイレクトに「みんな不安なんだ」という表現を使っているものの、描きこまれた1人1人の表情を確認すれば、その表現のなんと雄弁なことか!
この不安にも「諦め」「後悔」「漠然とした不安」といった色々なパターンのものがあるとは思う。
これらの感情が胸の内を占める割合は個々によって違うとは思うけど、意識のベクトルが同じ方向を向いているであろうことだけは疑いの余地がないだろう!
そしてここでエマが取った行動がなんともGJすぎたと思う!!
約束のネバーランド110話より引用 皆の不安を払拭するためにやるべきことを見出すエマ!
皆の不安を払拭するためにエマが示唆した行動は「食事」だった!
一足先に精神的な壁を越えて落ち着いていられているエマだからこそ、こういう提案ができたのかも知れないね!
頭と心はチグハグな方向を向いていても、体と心は別の角度で繋がっていたりもするもの。
不安を紛らわせようとする万の言葉よりも、1杯のスープが与えてくれる温もりのほうが、何倍も心を落ち着かせてくれることだってあると思う!
さて、次のページでは今回の110話で明かされた「具体的な2つのこと」について触れていこう!
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