【ハンターハンター】387話「再現」ネタバレ確定感想&考察・解説、刹那の10秒の圧倒的強さ![→388話]

今回もめちゃ面白かったハンターハンター!

連載再開から7話目ということで、次の休載まで3話くらい(10話刻みで休載に入ることが多い)の可能性も高いんだけど、ほんの数話の満足度が凄まじいね〜!

387話では、ずっと謎だったツェリードの能力が明かされる展開となった!

まだその全てが確定だとはいえないと思うけど、まぁー断片的に見てもめっちゃチートだよね!!ヤバい!!

【スポンサーリンク】

387話「再現」ネタバレ確定感想&考察・解説、刹那の10秒の圧倒的強さ![→388話]

今回の387話は少しシナリオを遡り、テータとツェリードニヒの「絶特訓」のあたりから。

時間軸が前後している感じだから一瞬「アレ?」ってなったけど、これはこれで非常に面白いシナリオ運びだったと思う!

ちょい前も全く同じ場面が描かれたけど、それはあくまで“テータ視点”に限定されてのもの。

今回はツェリードの視点で内容が描かれることになった!


ハンターハンター387話より引用 今回はツェリードの視点で描かれた絶特訓!

テータ視点で見ると至って普通の流れで、最後の最後に“だけ”不思議な何かが起こった…という感じだった。

しかし、今回のツェリード視点を踏まえて観察すると、実はそのテータの見ていた現実は、ツェリードの見ていた現実とかなりのズレがあったことがわかる!

どうやらツェリードのこの能力は「絶状態」になることを引き金に発動するっぽい感じだ!これは強力!!

で、しかも以下のように、未来を選ぶ主導権が一方的にツェリードのほうにあるのが特に危険極まりない!


ハンターハンター387話より引用 未来を選ぶ主導権が一方的にツェリードのほうにある!

未来への変更があろうとなかろうと、周りの人物はその変更が「なかったかのように」振る舞い続ける。

よって、上記のようにやや“会話が噛み合わない”などの誤差が生じることもあるようだ。

これは分岐前の未来と、分岐後の未来に生じた「現実の走りのズレ」といったところだろう!!

この段階ではツェリードも自分の能力についてまだ完全に把握していなかったようだけど、このタイミングを基準に少しづつ状況を理解していく…!

ここからは能力の危険性だけではなく、彼の頭脳の明晰さも輝く展開になった気がするかな!

【スポンサーリンク】

状況を分析するツェリード!

ここからは状況分析に力をいれるツェリードの様子が印象的だった。

まずは以下のカットから触れていきたい。

ここは上記で示した流れを継承したもので、テータの「話が噛み合わない違和感」に気付いた時のものだ。

この時の違和感を頼りに、ツェリードニヒは「違和感の正体」を探っていくことになったわけだね!


ハンターハンター387話より引用 状況を分析するツェリード!違和感に対応して状況を観察している!

念能力に熟達した人間であっても、こういう突然の状況に即座に対応するのはなかなか難しいことだ。(実際にテータの心理は完全に混乱に支配されていた)

しかしツェリードはかなり落ち着いてひとつひとつの情報を論理的に組み立て、状況の把握に努めていた感じ。

念能力としてはテータのほうが先輩だけど、精神的な落ち着きとかポテンシャルに関しては、やはりツェリードのほうがかなり上であることが伝わってくるような気がする!

そして彼はさらに分析を続け、予知夢の正体へとドンドン肉薄していくことに…!


ハンターハンター387話より引用 状況を分析するツェリードその2!観察が鋭い!

最初の“絶”の時に感じた違和感からそんなに時間も立っていない状況なのにもかかわらず、これだけの状況整理能力。

念能力の戦闘に関しては経験値がかなり重要…とされてきたけど、ツェリードは才能だけで足りない経験ぶんを補ってしまえるほど明晰な頭脳を持っているね!

これ、もしかしたらヒソカに狙われるほどの逸材の可能性は、もう拭えなくなってきたんじゃないかな!

次のページでは、実際にテータがツェリードを銃撃したシーンも絡めて観察していきたい!

【スポンサーリンク】