黄巾賊の指揮官のひとり、波才。
今回は彼&前後のエピソードについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
少し目が離れてギョロっとしているところに威圧感があり、武の香りが色濃く漂う人物だと思う!
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波才(はさい)の強さと人物像考察、黄巾賊の指揮官のひとり!
蒼天航路で描かれた波才の様子は以下の通り。
少し調べてみたところ、波才は張曼成・張燕や博陵郡の張牛角らと同時に挙兵した人物のひとりなのだそう。
小説の三国志演義には登場せず、皇甫嵩&曹操の援軍&火計によって大敗を喫した人物であるとされているのだそうだ。
蒼天航路・文庫版2巻より引用 波才の外見表現はこんな感じだった!
蒼天航路での波才は“侠客(きょうかく)”とおして描かれており、ある程度は軍略も収めているかの様子。
上記のカットでは彼なりに状況を冷静に分析し、現状把握&今後の対策をひねり出しているような感じだった。
蒼天航路の物語内ではそれほどの見せ場なく作中から退場となってしまった波才。
しかし、小説・三国志演義に登場しなかったことを考え合わせれば、この作品に採用されたことは大きなポイントになってくるような気がするよね!
実際にバトワンも波才の名前は蒼天航路を読むまで知らなかったし、この作品を通して知った…という読者も少なくなさそう!
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劉備によって一刀両断されてしまった件!
ちなみに蒼天の波才はというと、劉備によって一刀両断されてしまいその生涯を終えることになった。
それが以下のシーンなんだけど、ここはどちらかというと劉備の胆力&行動力が光るところだ!
物語開始からずーっと何も持たずに放浪していた劉備玄徳という男だけれども、やはり「ここぞという時の胆力」はかなりのものだった…ということだね!
蒼天航路・文庫版2巻より引用 劉備によって一刀両断されてしまった!
蒼天航路における劉備は、三国志演義によく描かれるような清廉潔白っぽい好青年ではない。
どっちかというと普通の民衆に近い立ち場でありながら、その義侠の精神で人々を魅了していく…といった不思議な男として描かれている感じだ。
常に涼しい顔をして、遊ぶように乱世を戦い抜く曹操とは対極にありながらも「別の形の英雄」といった雰囲気をしっかりと保っており、とても人気のある人物だと思う!
上記カットでの波才はどっちかというと、そんな劉備の輝きを一層煌めかせるための役割を担っていた…って感じかもしれないね!
問答無用で切り捨てられてしまった波才だけれども、バトワン的に彼の存在は作品として結構重要だったんじゃないか?なーんて思う部分がある!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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