すっかりジャンプの人気漫画となったアンデッドアンラック。
今回はアニメ化のお知らせもあってめっちゃ嬉しかったね!カラーあったしね!
ということで以下、124話を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたい!
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124話ネタバレ確定感想&考察、アニメ化おめでとう![→125話]
今回は本当の意味でのアンディの誕生秘話が描かれることとなった。
まずは以下のカットからなんだけど、アンディはその存在そのものがかなり不安定なものであることがわかった。
ある意味ではリメンバーに生み出されたものであり、またある意味ではヴィクトルの別人格。
これが何を意味するかということなんだけど、まぁシンプルにいうと「彼は独立した個として生まれたわけではない」ということなんだよね。
アンデッドアンラック124話より引用 ある意味ではリメンバーに生み出されたものであり、またある意味ではヴィクトルの別人格!
これは表現が難しいところなんだけど、アンディは“自分という存在”に物理的には到達できない運命にあることが明らかにされたということ。
いや、もっと正確にいうなら“その底が明らかになりすぎた”といったところだろうか。
自分とはなにか?というアイデンティティを追っていくにあたって極限まで突き詰めると、まずは精神面と肉体面に分岐する。
肉体面(物理的な部分)の始まりは誰しも父親と母親であり、父と母にもさらにその父と母がおり、さらにそのまた…とさかのぼっていく。
そうしていくうちに、自分という1人と作るにあたって、とてつもない人数の先祖が存在する…ということになるんだ。これがひとつのアイデンティティ。
なんだけど、アンディにはそれがない。
なぜならアンディは「リメンバーによって生み出されたヴィクトルの別人格」だからだ。
つまり、アンディの命はひとつ遡った時点でアーティファクトに到達し、完結してしまうということ。
物理的な部分にアイデンティティを求めたら、アンディはそこまでしかいけないわけでなんだよね。これはきつい。
では、精神的な面ではどうか?
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精神的なアイデンティティならいくらでも伸ばせられる!
と、存在としてじつに不安定なアンディなわけだけど、実は精神的なアイデンティティならいくらでも伸ばすことができる。
それが示されたのが以下のカット周辺の流れであるといえるだろう!
ジュイスがいてくれたこと、風子がいてくれたこと。
それだけじゃなく、リメンバーに生み出されたあとに出会ったたくさんの仲間たち。
仮に生物としてのルーツはみんなと同じように存在しなくても、生まれてから出会った経験は本物で。
かつ、アンディは不死だから人より長く行きているだけで、精神的なアイデンティティは通常の人間より長く持てる。
これはアンディの特異性を示している感じがするね!
アンデッドアンラック124話より引用 精神的なアイデンティティならいくらでも伸ばせられる!
と、こういった流れをへてついにループを迎える展開へと突入。
未来への一方通行のワープを迎えることになったアンディと風子だ。
つまり、今の世界に残されたすべての生命はついに息絶えることになる。(目の前にいるジュイスもだ)
これは辛いことではあるんだけど、この出来事をどう受け止めて前に進んでいくかしかできない…ってことだね!
アンデッドアンラック124話より引用 この出来事をどう受け止めて前に進んでいくかしかできない…ってことだね!
生きているとどうしても「どうしようもならない状況」というものが訪れる。
アンディや風子も本当ならジュイスを救いたかっただろうし、リップやラトラ、ビリーやタチアナも助けたかったはずだ。
でもそれが「出来なかった」と認め、かつ目の前で普通にいきているジュイスを横目にしつつも、ループをしないといけないということ。
アンディも風子も力強い表情をしているけど、この表情からもその強い決意が伝わってくる気がするよね!
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