麦わらの一味の前半の冒険を強く支え続けた、ゴーイング・メリー号。
今回はこの伝説の船についてビブルカードベースで考察し、バトワンなりの意見を述べていきたい!
カラーであること、ピックアップされるカットのバリエーション、コメントなどを踏まえると、ビブルカードはとても新しい気付きを与えてくれる資料だと思う!
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メリー号にまつわる謎と伏線、クラバウターマンを宿した伝説の船!
メリー号について触れるにあたって、最初にチェックしていきたいのは以下のカット。
バトワンは原作&コミックス派だからアレなんだけど、以下のカットはカラーってこともあり、白黒とは一味違った雰囲気が漂っていたと思う。
白黒バージョンだと「弔いの炎」って感じの印象が強かったけど、以下のカットはむしろ「聖なる炎」という雰囲気がプラスされたように感じるかな!
カラーか否かによって、伝わってくるニュアンスが微妙に変わってくるのが面白い!
ビブルカードSTARTERSET VOL.2より引用 炎によって見送られるサニー号!
暗く冷たい海の底へとメリー号を弔う、印象的なワンシーン。
この時のお別れは何度見直しても胸が苦しくなってしまう名シーンだったと思う。
ルフィが海賊王になるのを見届けることが出来ずに役目を終えたメリー号だけれども、船は最後を迎えることで、実質的に“伝説”になったといえるんじゃないかな!
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リアリティを捕捉するクラバウターマン!
次に触れていきたいのは以下のクラバウターマンについて。
船が喋るとファンタジーに寄りすぎてしまってリアリティ(説得力)が薄れてしまうところを、クラバウターマンの伝説はうまくカバーしてくれている感じ。
リアルの世界にも心霊現象みたいな理解しにくい出来事があるけれども、それに近い(けど温かい)感じで描かれているのが印象的だね!
なにかのおとぎ話で読んだことのある「靴を治す妖精」のことを思い出した!
ビブルカードSTARTERSET VOL.2より引用 クラバウターマンについて語られたシーン!
上記のカットもやはり同様、カラーになることによって一段とリアリティが増している感じ。
白黒であれば作品から欠落している「色情報」を脳内で補完して楽しむことが出来るけど、カラーで描かれればその部分も情報として提示されるため、より原作サイドが伝えたい内容を性格に汲み取ることが出来るような気がする。(想像出来る余地が減るぶん少し寂しくもあるけど…)
「大切に乗られた船にのみ宿る」とされるクラバウターマン。
サニー号も長く乗られてきた感だし、ひょっとしたらそろそろクラバウターマンが宿り始めているかもしれないね〜!
さて、サニー号にクラバウターマンが宿っていたとしたらメリー号のクラバウターマンと同じ外見をしているのか、それとも違うのか。
あるいはメリー号に乗っていたクラバウターマンがサニー号についてきてくれているのか…。
今回はビブルカードに描かれたクラバウターマンを眺めていて、そんなことを強く感じました!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!